家計見直し

変額保険は不要!投資と保険を分けるべき理由と知識

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皆さんは「変額保険」という保険商品をご存知でしょうか?

変額保険とは、保険会社が金融商品で運用した利回りに応じて受け取れる保険金が変動するタイプの投資性のある商品です。

将来の資産形成に不安はあるけれど投資知識はないという方が、保険営業マンに勧めらるがままに加入している場合、損している可能性があります。

この記事は「投資は投資」「保険は保険」の原則を認識せずに購入している投資初心者の方が、目的に沿わない商品で損しないための知識を実例とともに記載しています。

投資歴の長い方は基本中の基本ですので、見なくても大丈夫な内容です。笑

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今回の話のきっかけ

私と友人が話をしていると、こんな話が出てきたことから始まりました。

友人
友人
そういえば最近、将来のお金が気になって、変額保険を始めたよ

何か違和感を感じ、いくつか質問をしてみました。

メディ太
メディ太
投資の勉強してたの?
友人
友人
全然知らない。でも、窓口で保険のFPさんを紹介してもらったから大丈夫!
メディ太
メディ太
その商品どんな説明受けたの?
友人
友人
毎月積み立てて長期に運用すればするほどプラスになるから大丈夫!運用方法はFPさんに任せればいいってさ!本当にいい人だった!
メディ太
メディ太
まだ独身だったよね?つみたてNISAとかしてる?
友人
友人
独身!つみたてNISAはもうすぐ始めようかと思いながらやってない!

結論、すぐに解約に至りました。

理由は、この質問の後に様々な話をした結果、友人のイメージする将来設計と商品がマッチしていないことが分かったからです。

今回の事例から、投資初心者の方に知っていただきたい点をご紹介します。

※本記事は特定の商品を誹謗中傷する目的で作成しておりませんので、商品や会社が特定されそうな内容は一部省略していますのでご了承ください。目的は、あくまで自分の意向に合致しない商品を選択しないようにするための知識共有です。

事例の背景

まずは、商品のポイントをご紹介します。

積立金を保険会社経由で運用し、収益に応じて受け取れる解約返戻金の額が変動する商品です。

今回の商品では運用益が5%であっても10年間は解約返礼返戻率100%未満、運用益3%であれば16年間は解約返戻率100%というものでした。

商品

●某保険会社「変額保険」

●定額積み立て:毎月

●死亡・高度障害保険金:あり

●解約返戻金:運用実績に応じて変動(元本割れリスクあり)

●運用商品:株式、債券などの運用ファンドから選択可能

●運用手数料:0.2%~

●年金受取時の費用:0.4%台(年)

次に、友人のポイントです。

友人

●20代

●独身

●生命保険は不要と考えている

●投資未経験かつ知識がない

●長期運用可能な商品を希望

●証券口座未開設

●生活資金の貯蓄あり

●仕事をしており収入は比較的安定的

次から、初心者が特に注意すべきポイントを順にご紹介します。

①FPという資格を信用しすぎない

FPという資格を持っていることは素晴らしいことで、お金に関する知識を豊富に持っているという点には異論がありません。

しかし、FPを保有していても保険会社の営業マンであるという前提を忘れてはいけません。

言い方が悪く聞こえてしまいますが、FPの素晴らしい知識も使い方次第では全く役に立たないこともあります。

特に注意する点は以下の2つです。

相手は契約件数の営業成績が必要

どんなに人格者の営業マンでも、その人が所属する会社の商品に良いものがなければ意味がない

営業成績に関わらず、顧客本位でアドバイスをいただける方もおられますが、肝心の商品ラインナップが悪ければ、その中で一番マシな商品だったとしても悪い商品に変わりありません。

②投資商品の概要を把握していない

投資経験や知識がないことを理由に、何も考えずに保険営業マンに任せっぱなしにするのは資産形成を放棄しているのと変わりません。

投資は自己責任です。

投資はマイナスになるリスクも当然ありますが、営業マンは元本がプラスになろうがマイナスになろうが自分の資産に影響を受けません。

商品の説明書にも記載の通り、元本割れリスクがあると記載されているので、マイナスになっても文句を言うことはできないです。

投資をする前に、最低限の知識を学習しておきましょう!

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※当ブログではアフェリエイトはしておりません。普通のリンクですよ。

他に、当ブログでは以下の記事を作成しています。

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③おまけの生命保険に惑わされない

今回の商品は、60歳で満期を迎える商品でした。

独身で健康な20代がその年齢までに死亡するリスクはどれくらいでしょうか?

厚生労働省の出している簡易生命表(令和元年)のデータでは、

●男性65歳生存割合:89.6%

●女性65歳生存割合:94.5%

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今回は独身の方が背景という点と約90%の確率で生存していることを考えると、保険金による万が一の保証よりも、生存していた時に運用利回りで損をするリスクの方が大きいと私は判断します。

みなさんはこの点をどのように考えますか?

④手数料を甘く見ない

0.2%や0.3%の手数料と言われると

投資初心者
投資初心者
それくらいの手数料は大したことないな

こう思っていませんか?

手数料はボディーブローのように運用成績に影響しますので、安い手数料の商品を選択することは重要です。

一般的に優良な投資信託やETF(上場投資信託)は手数料が安価です。

逆に、悪い投資信託やETF(上場投資信託)は手数料が激高です。

高かろう・悪かろう商品を避けること!

投資信託の手数料は、ネット証券が圧倒的に安いです。

投資信託の手数料(例)

●大手ネット証券:0.1%台(年)

●大手銀行:0.4%台(年)

ある商品では、手数料の総額に5%程度の差が生じるものもあります。

株式投資では5%前後の期待リターンになりますが、そこからどれだけ低い手数料で済ませるかで運用益も変わってきます。

基本的には、仲介を介すほど手数料は増えていくと認識しておきましょう!

リスクを覚悟で投資して増やせたはずの利益を、手数料で必要以上に失うことのないようにしましょう。

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⑤保険と投資を分ける

複雑な商品になるほど、期待収益が少なかったり目的が曖昧になります。

保険は保険商品!投資は投資商品!混在しない!

この大前提を意識するだけで、今回のような事例を回避することが可能です。

混ぜることで、目的がブレてしまうだけでなく、解約判断がしずらくなることにより不利益を被る可能性が高くなります。

⑥投資未経験者は何から始めるべき?

家計管理を行い、投資に回せる資金を増やしてからNISAで投資信託をまずは開始することをオススメします。

なぜなら、長期的に安定して投資に回せる資金を生み出せなければ、生活も投資も共倒れになってしまうからです。

今回の事例では、投資に回せる収支管理ができている方でしたので、解約後につみたてNISAから開始することを提案しました。

家計管理を知りたい方は以下の記事をご覧下さい。

つみたてNISAは「長期積立、20年非課税、金融庁が精査した商品」から選択できる等、初心者に優しい制度になっています。

大原則として、毎月定額で20年コツコツ積み立てが必要です!

上記の家計管理ができた方は、投資の仕組みを理解するために必要な、リスクとリスク回避方法に関して紹介していますので是非ご覧ください。

つみたてNISAで運用する際の大事なポイントを6つ挙げました。

つみたてNISAで運用するコツ

①手数料が安いものを選ぶ

②長期的(20年)に右肩上がりの可能性がある商品を選ぶ

③リスク分散された商品を選ぶ

④ドルコスト平均法で毎月積み立てる(月33,333円)

⑤購入を設定して口座に資金を入れた後は値動きを見ない

⑥ファンドの運用額が大きいものを選ぶ

つみたてNISAで運用開始後、短期的には大きなマイナスになることもあります。

購入した方は、定期的に起こる一時の価格変動に惑わされないためにも「値動きを見ない」ことが大事です。

私も実際につみたてNISAは、購入資金残高があるかどうかを確認する以外は放置状態です。

ブログやTwitterで定期的に運用額を紹介している方がおられますが、それは上昇していく成長ストーリーに読者の注目を集めるのが目的なだけで、その方々も短期的な値動きで売却判断することは基本的に考えていません。

真似して一喜一憂しないようにしましょう!

投資初心者
投資初心者
とは言ってもわからないから商品例を教えてよ!

こう思われた方に、参考例をご紹介します。

冒頭にご紹介した通り、あくまで私見で購入するとしたら候補にするものになります。必ず利益が出るという保証はなく、購入を推奨しているものではありません。

主な米国インデックスファンド

米国株式市場の主要産業を代表する500社に分散投資を行っている商品が注目されています。(S&P500という指数に連動を目指す)

●SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

●eMAXIS Slim米国株式S&P500

●楽天・全米株式インデックス・ファンド

※この10年はGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)がけん引して絶好調でしたが、今後どうなるかは賛否の意見もあります。

主な全世界インデックスファンド

全世界(先進国、新興国)へ広く株式分散投資を行います。簡単に言うと今よりも10年、20年先に世界規模では成長していると思うなら購入する商品になります。

●SBI・全世界株式インデックス・ファンド

●楽天・全世界株式インデックス・ファンド

●eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

●eMAXIS Slim 全世界式(除く日本)

※全世界と言っても、実際は約50%程度米国株式が入っていますので、米国ファンドと格段に違う運用成績にはならない確率の方が高いです。

バランスファンド

様々な資産に均等に投資し、リスク分散が可能です。これ1つで複数の資産に投資できます。

●eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

●ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型

※2つの違いは、新興国株・新興国債券・国内REIT・先進国REITが入っているかいないか?と、各資産に対する配分比率です。

商品が決まった後は、資金投入方法を検討しましょう!

まとめ

今回は、実際の事例から得た気づきを基にご紹介しました。

投資は自己責任となりますので、自分の身は自分で守るしかありません。

FPの意見、Youtube、ネット記事、このブログもそうですが、判断材料のヒントとなる情報はいくらでも入手できる時代です。

しかし、決断を下すこと・責任を負うことは、自分自身です。

学習を行って、豊かな人生に向けた資産形成を目指しましょう!

必要な保険と不要な保険の判断基準を書籍で学びたい方はこちらがオススメです。


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