ブログを始めてみると、こんな悩みを持った経験はありませんか?
ブログを多くの人に届けるには「SEOを意識したキーワード選定」が重要です。
そして、SEOを意識したキーワード選定をするには「ニーズの調査」「競合の調査」「キーワードの選定」「結果の確認」を継続することが大切です。
この記事では、筆者が実践して成功した「SEOを意識したキーワード選定方法」をご紹介します!
会社員(MR)の私は、2020年8月から副業でブログを開始しました。
1年間失敗続きでしたが、この記事でご紹介する方法を実践してから月7~10万円の収益で安定し、現在は個人事業主として当ブログを運営しています。
この記事の要約
●以下①~⑥の手順を常に継続することでPV数や収益化に至った
●手順①ラッコキーワードで検索キーワードを調べる
●手順②検索ボリュームを調べる
●手順③上位表示の記事を確認する
●手順④投稿記事の検索順位をチェックする
●手順⑤サーチコンソールでクエリと検索結果を確認する
●手順⑥結果を踏まえてリライトする
【ブログキーワード選び方①】検索キーワードを調べる
まずは、作成予定の記事に関連するキーワードを調べるところからスタートします。
キーワード検索を行うと「記事のニーズ」をざっくりと想定することができます。
例えば、「ブログ キーワード」で調べてみると「ブログ キーワード ○○」の関連キーワードが複数抽出できます。
今回の検索結果であれば、ブログキーワードの「選定方法」「入力方法」「ツール」の悩みを解決したいニーズがあると仮定できます。
みなさんがGoogle等で検索する時を思い浮かべて下さい。
きっと、解決したい悩みや問題を頭に浮かべながら、連想するキーワードを入力して検索しているはずです。
つまり、キーワードの裏には「読者の知りたい情報」が隠れているのです。
【ブログキーワード選び方②】検索ボリュームを調べる
自分の書きたい記事のキーワードを把握できたら、次は検索ボリュームを調べます。
目的は、キーワードの「月間検索数」と「上位表示の難易度(競合の強さ)」の把握です。
- 月間検索数(ボリューム)⇒数値が高いほどPV数(読者の数)が期待できる
- SEO難易度(競合度)⇒数値が高いほど上位表示は難しい
記事タイトルとH2(見出し)にキーワードをちりばめて、上位表示狙いとハイボリューム狙いのバランスをとるのも、作戦としてはアリです。
検索ボリュームを調べるおすすめサイトは3つです。
私はラッコキーワードを有料会員で利用しています。
理由は、月額990円で「キーワードの出力」と「月間検索数の取得」を一気に検索できるので便利&コスパが良いからです。
ラッコキーワード | Ubersuggest | キーワードプランナー | |
メリット | ・選定~ボリューム把握まで簡単検索 | ・表示が見やすい | ・無料で利用できる |
デメリット | ・無料で利用できない | ・無料会員は検索上限が1日3回まで | ・数値がアバウト |
料金 | ・月額990円~ ・年払い11,880円~ | ・月額2,999円~ ・買い切り29,990円~ | 無料 |
ラッコキーワードで検索ボリュームを調べる方法
ラッコキーワードは、「キーワード検索(サジェスト)」と「月間検索数」の操作性がシンプルで分かりやすいので便利です。
本音を言うと、検索ボリューム数の多いキーワードを狙いたいところです。
しかし個人ブログでドメインパワーが弱い場合は、SEO難易度の低いキーワードを選ぶ方がよいです。
私は、基本的に競合度0.300未満のキーワードを狙います。
検索ボリュームの結果はUbersuggestとほぼ同じなので、月額会費の安い「ライトプラン」を利用中です。
ラッコキーワードは、有料会員のみ月間検索数取得が可能です。
Ubersuggestで検索ボリュームを調べる方法
Ubersuggestは、SEO難易度を把握しやすい点が便利です。
検索ボリューム数やSEO難易度判断はラッコキーワードと同様でOKです。
私は、基本的にSEO難易度35未満(緑表示)のキーワードを狙います。
ちなみに、Ubersuggestは月額費用が高いので無料の範囲内で利用中です。
Ubersuggestは無料で利用する場合、キーワード検索は1日3回が上限となっています。
有料会員ではSEO対策全般のサービスが提供されているので、予算に問題ない方は検討する価値があるツールだと思います。
※海外発のサイトなので、個性的なページですがご安心ください。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる方法
キーワードプランナーは無料で信頼性の高い情報が得られる点が便利です。
多くの人が利用する「Google検索」の情報を反映し、Google社が提供しているので信頼性の高い情報が得られます。
キーワードプランナーはボリューム数と競合性の記載がざっくりとしか分かりません。
私は、ラッコキーワードやUbersuggestで見つけたキーワード候補の数値を確認する目的で利用しています。
もしコストをかけずに検索ボリューム等を調べたい方は、「①キーワードプランナーで候補を絞る」⇒「②Ubersuggestで細かな数値を確認する(1日3回が上限)」という方法もOKです。
※キーワードプランナーを利用するためにはGoogle広告に登録する必要があります。(無料)
【ブログキーワード選び方③】上位表示の記事を確認する
記事に合うキーワード候補をGoogleで検索し、上位表示記事を確認してみましょう。
検索することで、「競合の状況」と「上位表示(高評価)記事のヒント」が把握できます。
- 良いキーワード⇒ブログなど個人のサイトが上位表示されている。
- 悪いキーワード⇒国・企業・公的機関のサイトばかり上位表示されている。
例えば、「転職サイト おすすめ」は上位表示が企業サイトばかりなので避けるべきキーワードです。
しかし「MR 転職サイト 口コミ」であれば、個人ブログも上位表示されているので狙う価値のあるキーワードになります。
個人ブログも上位表示されそうなキーワードを見つけたら、上位5~10記事の内容をざっくり確認してみましょう。
「上位表示=Googleが評価する記事」なので、読者が知りたい情報のヒントを学ぶことができます。
上位表示の記事内容をパクる行為は厳禁です。
【ブログキーワード選び方④】検索順位をGRCでチェックする
狙ったキーワードで記事を投稿した後は、検索順位チェックツールで順位を把握します。
「上位表示を狙える」という自分の仮説が正しいか否かを検証する作業に検索順位チェックツールは必須になるからです。
サーチコンソールでも「クエリ検索」で順位チェックが可能ですが、「推移データがわからない」「手間がかかる」という問題があります。
検索順位チェックツールなら、ワンクリックで設定した全てのキーワード順位変動を把握でき、「効率的な仮説検証」と「効果的な記事リライト」が可能です。
私は「GRC」のベーシックプランを年払い(4,950円)で利用しています。
歴史が長く、有名ブロガーさんも多数愛用していて信頼性が高いのが特徴です。
どれにするか迷っている方はGRCにしておけば間違いないです。(1週間の無料お試し期間あり)
GRCのデメリット
●Macユーザーは仕様上の問題で使いにくい(公式サイトに対処方法の記載あり)
●デザイン(視認性)は他のサイトに劣る
ちなみに、日本人向けのブログ運営でGRCを検討する場合は「GRC」または「GRCモバイル」を選べばOKです。
- GRC⇒主にPCからの「Google/Yahoo/Bing」検索順位を表示
- GRCモバイル⇒スマートフォンにおけるGoogleの検索順位を表示
- GRC-W⇒海外の検索エンジンGoogleにおける検索順位を表示
私はGRCモバイルにしましたが、PCとスマホで順位に大差はないので、正直どちらでもよいと思っています。
【ブログキーワード選び方⑤】サーチコンソールでクエリと検索結果を確認する
記事投稿後、数か月経過してからサーチコンソールの「クエリ」「CTR」を確認します。
理由は、読者満足度向上につながる「リライトのヒント」や「自分が気付いていない検索キーワード」を把握できるからです。
【サーチコンソール】クエリを確認する方法
サーチコンソールの「クエリ」とは「検索キーワード」という認識でOKです。
「トップページ⇒検索パフォーマンス⇒クエリ」をクリックしていくと、ブログの上位クエリが出てきます。
- 「クエリ」の結果から分かること
- ●クリック数、表示回数、CTR(クリック率)、検索順位をクエリごとに把握できる
●優先的にリライトすべき記事を把握できる
検索順位が高くないのにCTR(クリック率)が10%以上の数値であれば、上位表示記事にユーザーが満足していないので下位表示記事も読んでいると推察されるので、優先的にリライトを行えば上位表示が狙えます。
【サーチコンソール】ページごとのクエリを確認する方法
サーチコンソールの「ページ」は「記事ごとの検索結果」が表示されています。
「トップページ⇒検索パフォーマンス⇒ページ」をクリックしていくと、上図の画面が表示されるので、確認したい記事のURLをクリックします。
- 「ページごとのクエリ」の結果から分かること
- ●1記事の検索クエリと、クリック数・表示回数・CTR(クリック率)・検索順位が把握できる
●優先的にリライトすべき記事を把握できる
●自分が気付いていなかった検索キーワードを発見できる
上図の「検索順位50.1、CTR3.1%」のクエリはかなり珍しいです。
上位表示のチャンスがあると予想できるので、優先リライト候補になります。
また、自分が予想していなかった「検索クエリ」でクリックされていることもよくあるので、記事キーワードの再設定にも役立ちます。
【ブログキーワード選び方⑥】結果を踏まえてリライトする
①~⑤の結果から新たな仮説を立てて記事をリライトしましょう。
一般的に言われるPDCAサイクルのようにブログも「仮説⇒実行(記事投稿)⇒結果⇒検証」を継続することでブログが日々改善していきます。
ブログは反映されるスピードがゆっくりなので、焦らないことも大切だと思っています。
記事投稿やリライトをしてから結果に反映されるまで、数か月かかることもあります。
更新してから1週間後に変化がないので、焦ってまた更新すると、何が良くて何が悪かったのか検証しにくくなります。
焦らずに、じっくりとブログを育てていくイメージで取り組むくらいがちょうどよいと思います。
まとめ
この記事では、ブログのPV数増加や収益UPにつながるキーワードの選び方をご紹介しました。
この記事のまとめ
●以下①~⑥の手順を常に継続することでPV数や収益化に至った
●手順①ラッコキーワードで検索キーワードを調べる
●手順②検索ボリュームを調べる
●手順③上位表示の記事を確認する
●手順④投稿記事の検索順位をチェックする
●手順⑤サーチコンソールでクエリと検索結果を確認する
●手順⑥結果を踏まえてリライトする
面倒だなと思うかもしれませんが、「神は細部に宿る」という言葉があるように、ひと手間をやるかどうかがブログの成否を分けると実感しています。
焦らずマイペースで大丈夫ですので、試してみてはいかがでしょうか。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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