リベ大経験談 PR

【お金の大学】車の費用見直し!中古車と保険の考え方まとめ

生活支出の中でも代表的な固定費の1つに車の費用があります。

仮に20歳~70歳まで車を保有し続けた場合、総額約4,000万円の支出が発生する可能性があるため、車にかかる費用を見直すことはとても重要です!

読者の方
読者の方
車ってそんなにお金がかかるの?
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

そうなんです。

だからこそ資産形成を考える上で、車の「必要性」や「選び方」が重要になるのです。

そこでこの記事では、「お金の大学 改訂版」で解説されている車の保有に関する考え方のポイントを中心に解説します。

この記事の結論

●車の所有は「消費」と「浪費」の観点を区別して必要性を考える

●購入の際は「中古車」を選択肢に入れて検討する

●年間走行距離が少ない人は、ハイブリッドカーよりもガソリン車がお得

●自動車保険は基本的に「車両保険なし」でお得なネット保険を比較する

①「消費」と「浪費」を区別して必要性を検討する

車の所有は「消費」と「浪費」の観点を区別して、本当に必要なのか検討しましょう。

なぜなら、車は単なる移動手段以上に、自身の経済的側面に大きな影響を与えるからです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

まずは、車にかかる費用を試算してみましょう!

仮に、20歳から70歳までの50年間で車を保有すると、約4,000万円もの費用がかかる可能性があります

  • 車体代金等:1,750万円(7年に1回程度買い替え)
  • ガソリン代:600万円(1万2千円/月)
  • 保険代(自動車保険):410万円(8万2千円/年)
  • 駐車場代:720万円(1万2千円/月)
  • 自動車税、自動車重量税(車検時):470万円
  • その他消耗品費

このように車を50年間保有した場合、毎月約6.6万円を支出することを意味しますので、決して小さい額ではありません。

そのため、車は「消費」と「浪費」の観点で分けて考えることが大切です

移動手段としての車の使用は「消費」と言えますが、それ以外の目的で所有する場合は「浪費」となる可能性が高いです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

ちなみに、ステータスとして車の所有や、必要以上な高級車の購入は「浪費」に該当します。

もし経済的に豊かな生活を送りたいなら、「浪費」は可能な限り避けるべきです。

自分の人生において車の必要性を考える際には、以下の4点を考えてみてはいかがでしょうか?

車の必要性を考える4つの質問

①この車は本当に必要不可欠なものか?

②車を所有しないことで、どのような不便が生じるか?

③その不便は他の方法で解決できないか?

④車の所有によって失われる経済的機会(投資や貯蓄の機会)はないか?

都市部に住み、公共交通機関が充実している人と、地方に住み車が生活の必需品である人では判断基準が異なります。

自身の状況を客観的に分析し、車の所有が本当に必要かつ経済的に賢明な選択かを慎重に検討しましょう!

②新車にこだわらずに中古車も検討する

車は「新車で購入するもの」という先入観を排除し、中古車も選択肢に加えて検討しましょう。

なぜなら、一般的に新車は購入後の価値下落が早いので、状態の良い中古車であれば上位グレードや機能の充実した車を予算内でお得に購入することができるからです。

読者の方
読者の方
でも、中古車は本当に大丈夫なのか心配なんですよね。
良い中古車はどうやって選べばいいの?
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

リベ大で推奨されている「中古車を選ぶポイント」の中でも次の3点は意識しておきましょう!

中古車を選ぶ際のポイント

①安い車よりも長く乗れる車を選択し、手数料や修理費などをトータルで考えて安く済ませる

②年間走行距離8,000km以下の車を選ぶことで状態の悪い車を選ぶリスクが減る

③ハイブリッドカーはガソリン車よりも価格が高いので、自身の年間走行距離が1万km以下ならガソリン車を選ぶ

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

ハイブリッド車は、年間走行距離が少ない人であれば燃料費分の差額よりも購入費の車両価格の負担額の方が大きいので損になります

自身の年間走行距離を考慮して選択しましょう!

読者の方
読者の方
なるほどね!
ちなみに、中古車にはどんなメリットとデメリットがあるの?
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

中古車のメリットとデメリットは下記の通りです!

中古車のメリット

①新車と比べて購入価格が低く、同じ予算でより上位グレードや高級車を選べる可能性がある。

②新車の急激な価値下落を避けられ、比較的安定した価値を維持できる。

③様々な年式、グレード、走行距離のクルマから選べ、ニーズに合った車を見つけやすい。

④新車のような長い納車待ち時間がなく、すぐに乗り出せる。

⑤認定中古車のような品質保証システムにより、安心して購入できる。

中古車のデメリット

①前オーナーの使用状況や事故歴が完全には把握できない場合がある。

②年式が古い車や走行距離が長い車は、修理やメンテナンス費用が高くなる可能性がある。

③新車と比べて、最新の安全機能や燃費性能、快適装備が搭載されていない可能性がある。

④新車と比べて保証期間や範囲が限定的な場合が多い。

⑤使用年数や走行距離に応じて、外装や内装に傷や汚れがある可能性が高い。

⑥新車と比べて車検期間が短く、税金負担が大きくなる可能性がある。

中古車選びは、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自身のニーズや予算に合わせて慎重に判断しましょう!

読者の方
読者の方
中古車がコスパいいのはわかるけど、古い車は嫌なんだよね・・。
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

もし新車に比較的近い中古車を探したい方は、「走行距離3万km未満」かつ「初度登録年月3年未満」で検索がおすすめです!

どうしても心配な方は、ディーラー認定中古車から上記条件で検索すると、さらに状態のよい中古車が見つかりますよ!

③自動車保険の選択に注意する

自動車保険は必須ですが、車を購入する際にディーラーから提示される保険会社の任意保険プランは割高なので断りましょう!

また、自動車保険の補償内容はすべてが必要というわけではありません。

実際、保険の選び方次第で年間2~3万円ほどの保険料で収まりますので、補償をつけすぎないように注意しましょう。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

私はリベ大推奨の「保険スクエアbang!」で自動車保険の一括見積もりを行い、2025年に更新した年間保険料は22,930円でした!

ここからは、リベ大を参考に筆者が自動車保険の補償をどのように判断して選択したかを解説していきます!

保険スクエアbang!のリンク先はこちら

保険スクエアbang!について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

リベ大流!自動車保険の補償内容を判断する考え方

自動車保険は必ず「対人・対物無制限」で契約しましょう。

なぜなら、自動車保険は「対人・対物の無制限補償をするために加入するものといっても過言ではないからです。

ちなみに任意保険とは「法律では義務付けられていないが、自分や他人の損害を補償するために加入する保険」です。

自動車保険の中には下記のように多くの任意保険項目があります。

任意保険の種類
●対人・対物賠償責任保険:他人の人身・物損害を補償する

●無制限特約:対人・対物賠償責任保険の補償額を無制限にする

●車両保険:自分の車の損害を補償する

●人身傷害補償保険:自分や同乗者の人身傷害を補償する

●車両無過失事故特約:自分に過失がない事故の場合、車両保険の免責金額を免除する

●車上荷物保険:車内に置いた荷物の損害を補償する

●ロードサービス特約:パンクやバッテリー上がりなどのトラブルに対応する

これらの補償は全て入ればよいのではなく、自分の車や運転状況に応じて必要かどうかを判断する必要があります

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

新車や高級車であれば車両保険や車両無過失事故特約に加入することで、修理費用や減価償却費用を補償できます。

しかし、購入後一定期間が経過した車であれば、車両保険や車両無過失事故特約を加入しても、補償額が少なくなるので必要性が低くなります。

他にも、走行距離が少ない場合や、駐車場が安全な場所にある場合は、車上荷物保険やロードサービス特約を加入しなくても問題ないかもしれません。

つまり、自分の車や運転状況に合わせて、必要な補償だけを選択することで保険料を節約できるのです。

逆に言えば、必要以上に保険内容を充実させることは、保険料の無駄遣いになる可能性があります。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

全員に必要な補償は「対人・対物賠償責任保険(無制限)」です。

自動車保険で絶対必須の補償は上記のみとなりますので、他の「人身傷害補償保険」「車両保険」「車両無過失事故特約」などは貯金額や感情面で納得できる額を選択するようにしましょう。

ちなみに筆者はリベ大の考え方に基づいて判断した結果、「車両保険」「車両無過失事故特約」「車上荷物保険」はつけていません。

次の項目からそれぞれ主要な補償条件について考え方を解説していきます。

以下、ご紹介する補償内容に関して保険会社によって名称が同じでも補償範囲が異なるケースもありますので、より正確な情報は保険会社の提供資料をご確認ください。

対人賠償責任のポイント

「無制限」が必須です。

対人賠償責任

交通事故で人を死傷させてしまい、損害賠償責任が発生した場合、保険金が支払われます。

補償対象は、あくまで「他人」になります。

自賠責は3,000万までしか保証されませんが、過去の判例で、億単位の請求に至ったこともあります。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

自動車保険は対人賠償責任保険をつけるためにあると言っても過言ではありません。

必ず「無制限」を選択しましょう!

対物賠償責任保険のポイント

「無制限」が必須です。

対物賠償責任保険

事故で「他人の財産」に損害を与え、賠償責任を負った場合に保険金が支払われます。

対物の賠償責任は、「直接損害」「間接損害」の2パターンがあります。

●直接損害→事故がなければ発生しなかった費用

●間接損害→得られるはずの利益が事故によって失われた損害

もし、観光バスや商業施設を事故で損壊させた場合、機会損失も含めて損害賠償請求されることもあり、最悪億単位の請求になる可能性もあります。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

自動車保険は対物賠償責任保険をつけるためにあると言っても過言ではありません。

何も考えずに「無制限」を選択してOKです。

無保険車傷害特約のポイント

必要性が高いです。

無保険車傷害特約

相手が自動車保険に加入していない等の理由で補償が受けられない場合に、自分の加入する保険から補償を受けることができる特約です。

無保険車はどうしても存在しますので、特約をつけておく方が安心だと思います。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

ちなみに、この補償は「自動オプション(変更不可条件)」として設定している保険会社もありますよ。

個人賠償責任特約(自賠責保険)のポイント

必要な特約ですが、もし火災保険などで既に契約済みの場合はどちらか一方で十分です

個人賠償責任特約

日常生活における偶発的な事故で、加入者自身や家族が他人を死傷・財物損害を与えた場合、法律上の損害賠償責任額が補償されます。

個人賠償責任特約は、基本的に本人だけでなく家族も補償の対象です。

契約対象個人が「人にケガを負わせた」「モノを壊した」等のケースで相手への補償が必要になった際に使えるため、補償範囲が広い保険です。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

火災保険やクレジットカードの特約に付帯していることが多いです。

加入済の場合は二重契約にしても意味がないので、どちらか一方のみでOKです。

自転車特約のポイント

必要性が高いです

ただし、個人賠償責任特約に加入していれば、自治体が求める「自転車保険への加入義務」は満たしているので、相手への補償に関しては重複加入する意義は薄れます。

自転車保険

自転車事故に関連する自分と相手への補償です。

「死亡」「入院」「通院」の費用が補償対象となっているケースが多いです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

自転車事故のニュース等を考えると、家族が自転車に乗るなら特約をつける方がいいと思います。

特に子供のいるご家庭は必要性が高いです。

自転車保険と個人賠償責任の違い(一般論)

●自転車保険→自分と相手への補償

●個人賠償責任→相手への補償

※加入する保険会社やオプションによって若干差異がありますので加入時の約款等をご確認ください

自転車の運転者(自分・家族)への補償も必要と考える場合は、加入してもよいと思います。

逆に、自転車の運転者のケガ等は国の社会保険や会社の給付制度を利用できるので必要ないと考える方は、個人賠償責任特約のみで十分です。

弁護士費用特約のポイント

必要性が高いです。

弁護士費用特約

自動車に関連する事故に遭遇した場合、相手へ損害賠償請求等の対応に必要な弁護士への相談や委任の費用を補償してくれる特約です。

保険会社によっては特約と付帯していても上限額が設定されているので、契約内容をご確認ください。

大きな事故でのトラブルが心配な方は特約をつける方がいいと思います。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

私たち一般人は車両事故に関連する法律の知識が乏しいので、必要と判断してOKです。

もし知識豊富な方は、不要でもよいと思います。

車両保険のポイント

基本的に不要です。

車両保険

自分の車の修理費等を補償するものです。(交通事故・自然災害・いたずら被害など)

保険金額は、車の初年度登録から計算した「時価」での判断になります。(全損事故時も同様)

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

ただし、新車の場合は価値観次第で必要と判断してもよいでしょう。

中古や新車購入から年月がかなり経過している場合は、そもそもの時価が落ちているので不要と考えてよいです。

車両保険の必要性は低いと考えている理由(リベ大を参考)
①保険を使うと等級が下がり、結局は保険料という形で支出が増加する

②小さな傷は自費で修理する可能性がある。

③新車から年月経過に伴い車の価値は低下するので、万が一には貯蓄で備えた方がよい。

④保険金受取の際に自己負担金が発生する。

人身傷害補償のポイント

必要性は低いです

人身傷害補償

事故で保険加入者がケガを負った場合、損害分の保険金が支払われる補償です。(上限は、加入時に設定した金額)

自分の過失が多い事故、相手の過失が多い事故、単独事故、当て逃げ、歩行中などの様々な事故で加入者が死傷した場合が補償対象となっています。

自分や搭乗者に対する保険となります。

リベ大やお金の大学では「国の公的制度・会社の給付制度・生命保険・事故相手の保険などを考慮すると、追加加入する意義は低い」と解説されています。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

価値観次第で意見が分かれる補償です。

どうしても心配な方は、加入を検討してもよいと個人的には思います。

搭乗者傷害保険のポイント

必要性は低いです。

搭乗者傷害保険

車に乗車している人が交通事故でケガをした場合の損害を補償する保険です。

本人・家族・他人といった搭乗者が広く補償対象となっており、契約者の過失割合が高い事故や単独事故も対象になります。

リベ大やお金の大学では「国の公的制度・会社の給付制度・生命保険・事故相手の保険などを考慮すると、追加加入する意義は低い」と解説されています。

ここまで紹介した考え方を参考にしながら、ご自身の価値観と照らし合わせて検討してみてください。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

保険選びは、リベ大おすすめの「保険スクエアbang!」で無料の一括見積もりを行い、希望する条件の中から最安保険料の会社を見つける方法が最適ですよ!

保険スクエアbang!のリンク先はこちら

読者の方
読者の方
なるほど。
ちなみに、バイクもお得な保険の見直しサイトはあるの?
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

リベ大ではバイクの保険ならインズウェブという会社の一括見積もりが推奨されていますよ!

以下にリンク先を掲載しておきますね。

バイク保険一括見積もり

他に「車両保険・人身傷害・特約関連」など詳しく知りたい方はこちらで解説していますのでご覧ください。

まとめ

この記事では、「お金の大学」で解説されている車の保有に関する考え方を解説しました!

この記事の結論

●車の所有は「消費」と「浪費」の観点を区別して必要性を考える

●購入の際は「中古車」を選択肢に入れて検討する

●年間走行距離が少ない人は、ハイブリッドカーよりもガソリン車がお得

●自動車保険は基本的に「車両保険なし」でお得なネット保険を比較する

車を選ぶ時は、自分のニーズと経済状況を照らし合わせて最適な車を選びましょう!

もし経済面を重視する場合は、維持コストを考慮して実用的な車を選ぶことで、長期的には経済的自由に近づくことができます。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

私が最近車を買い替えた際は、コスパ重視で国産メーカーの中古車を一括購入しました!

車のローン金利は非常に高いので、金銭的に可能なら一括購入がオススメですよ。

賢明な選択をすることで、車の所有がもたらす恩恵を最大限に享受しつつ、経済的なリスクを最小限に抑えましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

当記事でご紹介した保険の付帯契約条件や特約は、あくまで執筆時点の情報です。

みなさまの生活状況や心理的な側面次第で必要性は異なるため、最終判断はご自身でご検討をお願いします。

他にはこんな記事を書いていますので是非ご覧ください。

リベ大で推奨されている保険見直し方法を筆者がやってみた体験談です

住宅ローンの繰り上げ返済に関する考え方を解説しています。

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