Youtubeや書籍をきっかけに「家計の見直し」に興味をお持ちの方が増えています。
貯蓄額を増やすには、まず支出の見直しから取り組むと効果的です!

私はリベ大をきっかけに家計見直しに挑戦して貯蓄率が20%UPしました!特に保険の見直し効果は絶大でした。


大丈夫です!「30代・2児の父親・普通のサラリーマン」の筆者が実践できた家計の見直し方法を公開します!
この記事の結論
●まずは家計簿で収入と支出の現状を把握する
●支出は着手しやすいところから始めてもOK
●現時点で不要なものは、多少手間でも解約手続きを行う
●見直しで生まれた余剰資金を未来への投資に使う
※全工程を公開しているため記事が長いです。以下の目次から気になる項目を選択してスキップしてくださいね。
【家計簿見直しはどこから始める?】筆者の項目一覧

削減効果が大きかったのは「生命保険」「携帯電話」「自動車保険」「火災保険」「電気代」です。

私が取り組みを完了できた順番に見直し項目を並べてみました!
Before | After | |
①家計簿 | なし | エクセルで作成 |
②自動車保険 | ネット保険 | ネット保険 (一括見積サイトで比較) |
③火災保険 | 入居時に不動産業者から 紹介された保険 | ネット保険 (一括見積サイトで比較) |
④電気代 | 大手電力会社 | 自宅①オール電化プラン継続 自宅②電力会社乗り換え (一括見積サイトで比較) |
⑤生命保険 | ドル建て終身保険① ドル建て終身保険② 掛け捨て収入保障保険 掛け捨て団体保険 | 掛け捨て収入保障保険 掛け捨て定期保険 掛け捨て団体保険 |
⑥携帯代 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
⑦ふるさと納税 | 利用済 | 利用済(寄附先を厳選) |
⑧クレジットカード | JALゴールド 楽天ゴールド | JAL CLUB-A 楽天普通 |
⑨サイト会員費 | 2ヶ月払い | 12ヶ月払い |
⑩楽天経済圏 | あまり利用せず | フル活用 |
⑪住宅ローン | 未加入 | 未加入 |
医療保険 | 未加入 | 未加入 |
学資保険 | 未加入 | 未加入 |

一般的には「金額の大きい固定費から開始」と言われますが、自分の中で着手しやすい項目からスタートすると「次はこれやってみよう!」というエンジンがかかりやすいですよ!
家計見直しで大切なことは「無理をしない」ということです。
誰かと競争しているわけではありませんので、自分の生活スタイルに合わせて納得できる部分から取り組んでみましょう。
【家計 固定費見直し①】家計簿で収支を把握する!

まずは家計簿を作成して「何に、どの程度支出しているか?」を把握しましょう。

私はエクセルで家計簿を自作しました!これまで家計簿をつけたことはありませんでしたので、収支を知った時はお金の使い方を猛省しました。。
筆者のエクセル家計簿は下図の内容を現在も使用しています。


もし筆者のエクセル家計簿を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【家計 固定費見直し②】自動車保険は一括見積もり比較サイトで安くする

自動車保険の見直しで安くしたいなら、「一括見積もりサイト」で比較がおすすめです。

私は自動車保険の一括見積もりサイト「保険スクエアbang!」で見直しを行い、2022年の年間保険料は約27,000円でした!
「保険スクエアbang!」はリベ大でも推奨されている、人気の一括見積もりサイトです。
今と全く同じ補償内容でも、保険料が安くなる可能性大ですよ!
保険スクエアbang!のメリット
●無料で一括見積サービスを利用できる。
●簡単に複数社の見積もり結果を把握できる。
●迷惑な営業電話がかかってこないので安心。

効率的に最安価の保険を比較~契約できるのはとても便利です!迷惑な電話が1本もかかってこない点も高評価です。
デメリット
●登録したメールアドレス宛に各社からのメールが何度か届く

メールは最小限しか届かないので私は気にならない頻度でした!
「保険スクエアbang!の利用方法」や「車両保険・人身傷害・特約の判断基準」を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【家計 固定費見直し③】火災保険は不動産業者の紹介で加入しない

不動産会社から紹介される火災保険は基本的に割高なので、加入しないようにしましょう。

私はリベ大両学長の動画で火災保険の見直しが可能なことを知りました。即実行し、現在は家族と住むマンション約7,520円/年、単身赴任先マンション3,400円/年の保険料にすることができました!
火災保険は「住居構造・立地・希望補償内容」によって最適な保険会社が変わります。
自分にピッタリで安価な火災保険を探すには、複数のプランを比較検討することが必須です!

- 持ち家⇒保険スクエアbang!火災保険で一括見積もりを行う。
- 賃貸⇒日新火災海上、損保ジャパン日本興亜、楽天損保を比較する

賃貸は、おすすめできる一括比較サイトが見当たりません。私が納得・信頼できないサイトはブログで紹介しない方針のため、ご了承ください。
- 【持ち家】保険スクエアbang火災保険の特徴
- ●無料で利用できる。
●迷惑な保険の勧誘が一切ない。
●希望に応じて保険アドバイザーが補償選びのサポート対応可能。
●最大26種類のプランから比較が可能。
●保険スクエアbang全体の累計利用者は650万人以上の実績あり。

迷惑な勧誘・しつこい営業電話が何回もこない点を私は高評価しています!
保険スクエアbang火災保険のデメリット
保険スクエアbang経由で担当者から「申し込み内容の確認電話」が必ず届きます。
無理な勧誘で不要な保険を勧められることはありませんが、電話がかかってくるのは1度だけでも嫌という方には不向きです。
持ち家の方でさらに詳しく「保険スクエアbang」「補償内容」「地震保険」を知りたい方はこちらをご覧ください。
賃貸では下記の火災保険から好みに合わせて選択してみてはいかがでしょうか。
- 【賃貸】リベ大おすすめ火災保険リスト
- ●日新火災海上保険「住宅安心保険」
●損保ジャパン日本興亜「THE家財の保険ベーシックⅠ型」
住宅安心保険 | THE家財の保険 ベーシックⅠ型 | |
破損・汚損 | 対応あり | 対応あり |
特徴 | 補償が充実 | ネットで手続き可能 |
注意点 | 代理店経由で契約が必要 | 類似商品のⅡ型はNG |

ちなみに私の単身用賃貸マンションは楽天損保の「ホームアシスト」です。
楽天損保を選んだ理由は以下の4つです。
- 破損・汚損など必要な補償に対応している。
- 最安値ではなかったが、安価だった。
- 楽天ポイント支払いができたので、実質最安値になった。
- 24時間サポート対応が自動で付帯されている。
賃貸の方向け「火災保険の補償範囲・内容」と「地震保険」の詳しい解説はこちらをご覧ください。
【家計 固定費見直し④】電気代は電力会社の乗り換えで安くする!

電気代を安くしたいなら、一括比較サイト「エネチェンジ」で電力会社の乗り換えが効果的す!

私はエネチェンジでLooop電力に乗り換えて、年間約10,000円電気代削減&Amazonギフト券4,100円分をGETできました!
実際に私が乗り換えを行った手続きは主に以下の3ステップのみです。
電力会社の乗り換えはたったの3ステップ!
【ステップ①】電力会社の乗り換え先を決める
【ステップ②】乗り換え先に申し込む
【ステップ③】2~3週間待つ
スマートメーター設置が必要な住居は、業者が設置する作業も加わることがあります。
電力会社の乗り換え先を決める時は「エネチェンジ」という比較サイトの利用がおすすめです!
- エネチェンジの特徴
- ●無料で利用できる。
●100社以上の電力会社から自分に合った最適なプランを比較検討できる。
●電力会社の切り替え申込まで完了できる。
●限定特典でAmazonギフト券をGETできる。
●ガス会社も切り替えできる。
こんな悩みのある方には「エネチェンジ」がピッタリです。

メリットが大きいので、私の両親にも紹介して実家でも利用済みです。
私が実際に利用して感じたエネチェンジのメリットを6つご紹介します。
エネチェンジのメリット
①無料で利用できる。
②電気代が安くなる+Amazonギフトを受け取れるのは超お得。
③詐欺・電話営業がこないので安心。
④サイト設計がわかりやすい。
⑤自分の暮らし方に合わせた細かな試算結果が約5分で可能。
⑥マザーズ上場会社が運営し、10万件以上の乗り換え実績があるので安心。
エネチェンジのデメリット
①広告料を支払っている業者を優先表示することがある。
②特典付与条件に利用期間や解約可能期間が指定されていることがある。
③選び方を間違えると電気代が高くなる。(例:オール電化、市場連動型プラン)

ご安心ください!下図の手順で乗り換えプランを選べば、①~③のデメリットは解決できます。

オール電化の家庭は、大手電力会社から乗り換えしない方が電気代は安い可能性もあります。
電力自由化で参入した業者にはオール電化専用プランがないことが多く、乗り換えても同等or高くなる事例があります。
- ①電気代の安い順→比較結果を確認すればOK!
- ②料金詳細(安くなっている)→料金の内訳を確認すればOK!
- ③市場連動型プランではない→プランの選び方に要注意!
特に「市場連動型プランではないものを選ぶ」は重要なので解説します。
市場連動型プランとは、電力の市場価格に連動して料金単価が決まるプランのことです。
市場連動型プラン | 非市場連動型プラン | |
特徴 | 市場価格に連動して 料金単価が変動する | 電気料金単価が 予め決まっている |
おすすめ | 非推奨 | 推奨 |
市場連動型以外のプランで筆者がおすすめの会社は「エルピオでんき」「シン・エナジー」「Looopでんき」の3社です。
電気の見直し方法について、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
【家計 固定費見直し⑤】生命保険は公的制度で不足する分を補償する

希望する補償額に対して、公的制度で受け取れるお金だけでは不足する金額を民間保険でカバーしましょう!

私は、公的制度と会社の福利厚生を調査した上で、不足分だけを掛け捨て生命保険でカバーしています。
- 3ステップ
- ①遺族へ残す補償額を決める⇒残された家族が生活するために必要な金額
②公的制度と福利厚生を把握する⇒「遺族基礎年金・遺族厚生年金」+ 会社の 「遺族支援」
③「①必要な資金」ー「②受け取れる金額」で不足する部分を民間保険でカバーしましょう。

私は「生活費・住居費・教育費・保有資産」を計算した上で、妻とどれくらいの生活資金が必要かを話し合いました。
下図の補償必要性を参考に、万が一の時の生活を考えてみましょう。

「遺族基礎年金・遺族厚生年金」 は下図の金額をご参考ください。

会社の 「遺族支援」は下記のような例があります。
例:福利厚生(遺族支援)
●対象⇒企業に勤務している従業員の親族
●内容⇒会社によって「死亡時遺族お見舞い金」「遺族生活支援金」等の名目で一時金や毎月定額支給を受けられる制度を用意していることがあります。
●確認する方法⇒社内規則、福利厚生を確認しましょう。
「必要な資金」に対して、公的制度や福利厚生で補いきれない金額を民間保険に加入してカバーしましょう。
私の場合、生命保険は以下の2つを組み合わせて選択しています。
- 掛け捨て:「収入保障タイプ(月○万円○年間)」
- 掛け捨て:「死亡一時金受取タイプ(死亡時に○○万円)」

私は「掛け捨て派」です。保険・貯蓄・投資を分けることでシンプルに必要な補償を選べる点が好みに合うからです。
「投資は投資、保険は保険」で混ぜないようにする方が、結果的に余計な手数料を払わずに済むので良いです。
- 筆者の家庭が加入している生命保険
- ●会社の団体生命保険(掛け捨て)
●FWD富士生命「FWD収入保障」(掛け捨て)
●メットライフ生命「スーパー割引定期保険」(掛け捨て)
生命保険の詳細はこちらをご覧ください。
【家計 固定費見直し⑥】通信費は格安スマホに乗り換える

携帯電話は格安スマホに乗り換えで通信費が劇的に安くなります!

私は楽天モバイルを利用しています!大手キャリアから格安スマホに乗り換えで困った経験はありません。
格安スマホへの乗り換えはメリットが大きいのでおすすめです。
おすすめは「楽天モバイル」「UQmobile」「Y!mobile」の3社です。
楽天モバイルのメリット
①ギガ数をあまり使わない人はコストが安い
②SPU+1倍になる
楽天モバイルのデメリット
①対象エリアが狭い(各都道府県のメインエリアは問題なし)
②屋内での電波がやや悪い
③通話品質がやや劣る(プライベート利用では問題ない)

ホームルーターでドコモ home 5Gを検討中の方はこちらをご覧ください。
Amazonギフト券18,000円分をGETできる方法をご紹介しています!
【家計 固定費見直し⑦】お得なふるさと納税を活用する
ふるさと納税は、2000円の自己負担額で様々な返礼品(特産品)を市町村から貰えるお得な制度です。

とてもお得な制度です!楽天ふるさと納税を利用すれば、ポイント還元もGETできるのでさらにお得です。
ふるさと納税のイメージ
(例:寄附上限額100,000円の人)
- 市町村に100,000円寄附する
- 寄附先から返礼品がもらえる(寄付額の30%前後相当)
- 確定申告すれば100,000円ー2,000円=98,000円分の税金が減額される。(所得税から還付、住民税が減額)
- 結果的に約2,000円の手出しで30,000円相当の返礼品を貰えたので、実質28,000円分お得!!
筆者も利用済みのおすすめ返礼品を知りたい方はこちらをご覧ください。
【家計 固定費見直し⑧】カード会費は解約orランクダウン

クレジットカードはサービスの利用状況と費用を鑑みて、解約orグレードダウンしましょう!

私は欲張ってゴールドカードにしていたものをランクダウンしました。
COVID-19の影響で海外旅行機会も減少しているので、当面の生活スタイルに応じたサービスを選択しましょう。
【家計 固定費見直し⑨】サイト会員費は解約or年払いに変更!

年間を通じて利用するサイトやアプリは、会員費を「月払い⇒年払い」に変更して費用削減を行いましょう!

1つあたりの見直しは少額でも、積み重ねると意外と大きな金額になりますよ。
私は以下の項目を年払いに変更しました。
- 年払いに変更した項目
- ●NHK⇒年払いに変更
●ベネッセ(こどもちゃれんじ)⇒年払いに変更
●アプリ会費(NewsPicks、スタディサプリなど)⇒年払いに変更
年払いにしても、途中解約すると日割り計算で返却してくれるところも多いので、試してみてはいかがでしょうか。
【家計 固定費見直し⑩】楽天経済圏をフル活用
楽天経済圏はポイント還元率も大きいので、生活費の節約に役立ちます。

私はSPU(楽天スーパーポイントの還元率)が常時6倍を達成しています。
おすすめの楽天サービス
●楽天銀行⇒使い勝手がよいので便利
●楽天証券⇒サイト設計がわかりやすくて便利
●楽天モバイル⇒SPU+1倍
●楽天カード⇒普通カードでもポイント還元あり
●楽天ふるさと納税⇒ふるさと納税もポイント還元あり
●楽天市場⇒スーパーセールなどのイベントがお得
●楽天ブックス⇒対応が早くて便利
●楽天損保⇒火災保険のコスパに満足
楽天は改悪ラッシュが続いていますので、ポイント還元は悪化する可能性があります。
詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【家計 固定費見直し⑪】住宅ローン借り換えはモゲチェックで試算する

住宅ローンを契約中の方は、比較サイトを利用して「自分にとって最安金利のローンに借り換え」を検討する方法が効果的です。

比較サイトの中では人気No.1のモゲチェックがおすすめですよ!
モゲチェックの借り換えサービス特徴
●私たちユーザーは完全無料で利用できる
●現在の契約状況を入力すれば、約30の借り換えメリットが出やすい金融機関と比較できる(ネット銀行にも対応)
●「低金利の金融機関」「審査申込」「書類作成」「契約」まで全て対応してくれる
●毎月レポートが届くので、金利の最新動向を把握できる
●オンライン住宅ローンではシェアNo.1の実績あり
●借り換え実績:利用者は平均350万円を削減できた
●借り換え実績:2021年12月の最安金利0.2%台~
モゲチェック公式サイトのリンクはこちらをどうぞ。
モゲチェックの注意点
●モゲチェックで「借り入れ可能額診断」と「金融機関への申し込み」を可能ですが、最終的な借り換え可否判断は金融機関なので、モゲチェックで100%契約締結ではありません。
●実店舗がありませんので、確認したい事項がある時は電話orチャットでの対応となります。
住宅ローンの詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
今回、実際に私が実践した支出管理の経験から、ポイントをご紹介しました。
この記事のまとめ
●まずは家計簿で収入と支出の現状を把握する
●支出は着手しやすいところから始めてもOK
●現時点で不要なものは、多少手間でも解約手続きを行う
●見直しで生まれた余剰資金を未来への投資に使う
全てを完璧にしようとすると逆効果になることもあるので、まずは実践できそうな内容から取り組んでみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
当記事でご紹介した保険の付帯契約条件や特約は、あくまで筆者の私見です。
みなさまの生活状況や心理的な側面次第で必要性は異なるため、最終判断はご自身でご検討をお願いします。
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