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【小学生向け】お小遣いの与え方4選!子供にお金を教えるおすすめルール

YouTubeや書籍を中心に「マネーリテラシー」をテーマにした情報がとても注目されています。

お子さんのいる家庭ではこんな悩みが出てくるのではないでしょうか?

親
子供にもお金の教育をしておきたい!でも、何から教えたらいいの?
親
家庭でお金の教育を受けた経験がないので、どうすれば良いかわからない!

そこでこの記事では、小学1年生から始める「お小遣い」と「お金の教育方法」をご紹介します。

筆者
筆者

私の子供も小学1年生から「お小遣い」と「お金の使い方」を教え始めました!

「お金の話はよくない」という親の思い込みはNG!

お金に対するネガティブな印象を親自身が取り払いましょう。

子供にお金を教え時は、親がお金に対する中立な視点と知識を持っていることが大事です。

例えば、以下2つのケースを考えてみましょう。

子供が親から受けるお金の印象は、「伝え方」によって大きく異なります。

【ケース①】

子供
子供

お金を貯めて○○を買いたい!お小遣い欲しいな~。

親
子供がお金の話をするなんて不謹慎だぞ!下品だからやめなさい。

【ケース②】

子供
子供

お金を貯めて○○を買いたい!お小遣い欲しいな~。

親
将来は自分でお金を管理することになるから、今のうちから興味を持つのはいいことだね。

「お金の話=汚い話」という解釈は誤解です。

お金は人生にとても大切な知識であり、真っ当なお金の知識を学ぶことは必要不可欠です。

お子さんには「お金」の良い面と悪い面の知識をバランスよく伝えましょう。

筆者
筆者

子供にお金を教えるきっかけとして「お小遣い」が最適ですよ。

【小学生 お小遣いの与え方】始める目安と4つのルール

小学生お小遣いの与え方

お小遣いの開始時期は小学1年生~が目安になります。

理由は、「お金の理解」や「足し算・引き算」ができるようになるタイミングだからです。

子供
子供

○○を買ってほしいな~

子供
子供

欲しいものがあるんだけど、買ってくれる?高い?

お子さんが、こんな話をするようになれば「お金でモノを買う」という概念を理解している証拠です。

筆者
筆者

「お金でモノを買う」という仕組みが分かっていれば、お小遣いを与えてOKです。

今は「足し算・引き算」ができなくても、お小遣いが計算を覚えるきっかけになりますよ。

親
お小遣いを渡すルールはどうすればいいの?
筆者
筆者

私は、子供の現金残高に応じて毎月お小遣い金額が変わる「変動制」で行っています。

お小遣いを渡すルールは、手法によってメリットとデメリットがあります。

4つの代表的な方法は以下の通りです。

お小遣いの与え方
①定額制:毎月○円を渡す

②対価制:○○をやれば○円を渡す

③定額制と対価制の組み合わせ:①をベースにして②を追加する

④変動制:現金残高の○%を毎月のお小遣いとして渡す

それぞれ解説していきますね。

【お小遣い与え方①】定額制

「毎月○○円を定額で決めて渡す」というルールです。

お小遣いと聞いて、最初に思い浮かべるのはこのルールではないでしょうか?

メリット

決められた金額の中でやりくりする方法を学べる。

デメリット

何もしなくても(何かしても)受け取れる金額は一定なので、子供が「受け身」になる可能性がある。

筆者
筆者

1番シンプルで、大人も子供もルールがわかりやすいルールですね!

【お小遣い与え方②】対価制

お手伝いなどの「対価」として、お小遣いを渡すというルールです。

上手く運用するには、「判断基準」と「○○の対価は○○円」というルールを親子間で明確に決めておくことが大切です。

メリット

価値に対する対価を受け取る経験を積める。

お金の有難みを体験できる。

デメリット

対価の見返りがなければ行動しなくなる可能性がある。

筆者
筆者

私も試してみましたが、家事のお手伝いが「小遣い稼ぎ」になってしまい、辞めてしまいました。

【お小遣い与え方③】定額制と対価制を組み合わせる

前項でご紹介した「①と②を組み合わせる」ルールです。

メリット

定額で懸念される「受け身」のデメリットは緩和される可能性がある。

デメリット

対価の見返りがなければ行動しない点の懸念は残る。

筆者
筆者

対価の設定を勉強面で試みる時は、日々の学習の対価として渡した方が効果的です。

「テストで○点とったら○円」という少し先の目標よりも「日々の課題」という目の前の目標の方が効果的だからです。

【お小遣い与え方④】保有残高に応じて変動制で渡す

「最初に一定額を渡し、毎月のお小遣いは手元に残った残額に対する比率で計算して渡す」というルールです。

筆者
筆者

私はお年玉を全額子供に渡して、毎月25日に残額の10%をお小遣いにする方法を継続中です。

変動制の事例

【ルール】5,000円を最初に渡して、毎月手元に残った額の10%をお小遣いにする。

1/25:残額5,000円⇒小遣い500円

2/25:残額5,500円⇒小遣い550円

3/25:残額6,050円⇒小遣い605円

4/1:1,000円支出⇒残額5,050円

4/25:残額5,050円⇒小遣い505円

メリット

定複利で増やす経験を積める。

まとまった金額を手にしてお金の使い方を学べる。

デメリット

親が計算やお金の使い方を何度も教える必要があるため、手間がかかる。

この方法を試したい方は、以下の3つを特に意識しておくと効果的です。

ポイント

①最初に散財して失敗することを想定しておく

②お金を使ったことで、手にするお金は減少し戻すまでに時間がかかる仕組みを教える

③価値のないものを購入すると、手元のお金だけでなく将来得られるお金もセットで失うことを教える

筆者
筆者

いきなり上手にお金を貯めることはできないので、失敗を織り込む心の寛大さが大切です。

お小遣いは小さな失敗から学ぶ機会を生む

小さな失敗の経験を積ませて、子供がアドバイスを受け入れるタイミングを見計らって知識を伝えることが重要です。

親
こんなのいらないでしょ!後悔するからお小遣いで買うのはやめなさい!

このように、自分の子供が「貴重なお小遣いを浪費して後悔して欲しくない」と思う気持ちはとてもよく理解できます。

しかし、親が事前に言いすぎることは、子供が「失敗経験から学ぶ機会を奪っている」と認識しておきましょう。

子供
子供

あの時買わなかったらよかった・・。

もう無駄遣いはやめよう。

このような「後悔」の方が何倍も経験値として記憶に残り、行動変容につながります。

筆者
筆者

子供の時にお金で失敗した経験がない人ほど、大人になってから大損したり詐欺に遭いやすい傾向があるという調査結果もあります。

お小遣いの範囲内で収まるような小さな買い物は「勉強代」として、子供が自分で決めた買い物を尊重するようにしてみてはいかがでしょうか。

大きな失敗や面倒なトラブルにつながりそうなことは、親が事前にアドバイスして止めましょう。

何でも全て自由にさせることを推奨している訳ではありません。

【お小遣いの使い方】子供に教えるべき3つのお金の使い道

子供が自分でお金を使う計画を立てることができるために、3つのお金の使い道を教えることをオススメします。

3つのお金の使い道
①自分が欲しいモノのために使うお金

②貯蓄用のお金

③プレゼントする用のお金

最初は「お金を使う=自分に使う」ということしか頭にない子供がほとんどだと思いますので、他の使い方を教えていくと良いと思います。

自分が欲しいモノのために使うお金

子供自身が欲しいと思ったモノを買うのことです。

「何に価値を感じて対価を支払うか?を体験するためのお金」という認識でOKです。

筆者
筆者

この枠で購入するモノは、口出しせずに子供に任せてあげましょう。

親が口出しするならば「本当に価値と対価が一致しているか?」という価値の見極め方をアドバイスするように心がけましょう。

「欲しいモノを入手した喜びーお金が減った悲しみ=満足度」を子供と話してみてはいかがでしょうか。

貯蓄用のお金

今後欲しいモノが出た時の為に貯蓄用のお金です。

親
欲しいモノが出た時にすぐ買えるよう準備するのも大事だよ

このように促していくと、子供も理解してくれると思います。

もし納得しない場合は、「○○が欲しいけど足りない」というタイミングまで待ってから貯蓄の重要性を説明すると、成功確率がUPしますよ。

筆者
筆者

私の場合は、お金を寝かせて「増やす意義」と、お金を使うことによる「機会損失」を子供に教えています。

プレゼントする用のお金

誰かにプレゼントをして喜んでもらう為のお金です。

大人でも難しいのでなかなか子供に理解させて定着するハードルは高いです。

ただし、自分がお金を使うことで人を喜ばせることができる選択肢を知っているだけでも意義は大きいと思います。

兄弟、姉妹、祖父母の誕生日プレゼント少額から始めてみると良いですよ。

【子供 お金の管理】お小遣いの管理方法

子供のお金の管理方法は「現金で子供自身が管理」がおすすめです。

筆者
筆者

小学生の時期は、お金の計算増減を体験する意味で「現金」の方がよい経験になります。

レジでの支払いやお釣りの受け渡しも、子供に任せて体験させてみましょう。

メリットデメリット
現金お金の計算を覚えやすい
体験価値を得られやすい
財布の紛失、盗難リスク
ポイント還元等は劣る
キャッシュレス計算がラク
財布を持ち運ばなくて済む
使い過ぎる
計算をしなくなる
お金の重みが理解しにくい
読者の方
読者の方
お金の管理は親か子供のどちらで行っている?
筆者
筆者

私の子供には、小学1年生のタイミングから本人に管理を任せています。

自分で管理する責任感や、もし紛失したとしても勉強代になると考えています。

子供は自分の財布でお気に入りの場所に保管しています。

子供に管理を任せると、紛失リスクが不安になります。

しかし、財布の紛失は大人になってもすることがあります。

子供のうちに痛い経験をしていた方が後の大金を失うリスク回避につながるので、早めに経験を積ませてみてはいかがでしょうか。

小学生の子供とお金を学べる場所・サイト

最後に、お金を気軽に学べるコンテンツをご紹介します。

【場所】

お札と切手の博物館(東京)

貨幣博物館(東京)

大阪造幣局(大阪)

【サイト】

にちぎん☆キッズ(日本銀行)⇒分かりやすいお金の冊子をPDFで公開されています

貨幣博物館おうちミュージアム(貨幣博物館)⇒クイズやぬり絵で楽しめます

おしえて!100メンサツ(国立印刷局)⇒デザインが子供向けで興味を持ってくれやすいコンテンツです

ぞうへいきょく探検隊(大阪造幣局)⇒貨幣の歴史が見やすいです。貨幣マニアになれるかも

まとめ

今回は、小学生の子供に家庭でお金の教育をする時のコツや、私の経験談をご紹介しました。

子供は親からの影響が大きいので、家庭でもお金の話をオープンに子供と話せると良いと私は思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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