ネット記事やYoutubeなどでお金に関する話題が増えてきました。
家計を上手にやりくりするには、土台となる「お金が貯まる仕組み作り」が大切です。
貯金が苦手な人でもできる方法はある?
「先取り貯蓄」がおすすめです!
この記事では、「先取り貯蓄」の方法と、お金が貯まらない人に多い3つの特徴と改善点を解説します!
筆者はお金が貯まらないタイプでしたが、家計見直しを行った結果「月収の約30%」を貯蓄&投資に回すことができています。
この記事の結論
●貯金は、月収の10%を「先取り貯蓄」する方法がおすすめ
●お金が貯まらない人の特徴①「毎月の支出額が分からない」
●お金が貯まらない人の特徴②「余ったお金を貯金する」
●お金が貯まらない人の特徴③「固定費にお金をかけすぎている」
【貯金 やり方】月収の10%を先取り貯蓄用口座に入れる
貯金をしたい人におすすめのお金が貯まる仕組み作りは「先取り貯蓄」です。
銀行口座を「生活費用」と「貯金用」の2つ用意します。
そして、毎月の給与からそれぞれ必要金額を設定して振込先を分けるだけで、貯金できる仕組みが完成です!
これを「先取り貯蓄」と言います。
貯金をしようと思っていても、ついついお金を使ってしまって貯金できなかった経験が誰でも1度はあるのではないでしょうか?
「お金があれば使ってしまう」という心理は避けられないので、それならば「最初から別枠でお金を確保しておこう!」という発想が先取り貯蓄です。
最初は月収の10%を目安に先取り貯蓄すれば、1年で月収以上が貯金できますよ!
余裕があれば月収の20%にチャレンジしてみるのも良いですね。
ついついお金を浪費してしまいやすい性格の方には特におすすめの方法です。
その場合は、銀行の「定額自動振込サービス」を利用すればOKです!
給与振込先の口座から毎月定額を自動で貯金用口座へ振込してくれますよ。
定額自動振込(送金)は手数料が有料の銀行もあります。(1回100~600円)
可能な限り手数料無料の銀行を利用しましょう。
- おすすめ銀行口座
- ●住信SBIネット銀行⇒最低月1回は振込手数料が無料です。(会員ランク次第で無料回数の増加あり)
住信SBIネット銀行の「定額自動振込サービス」に関する詳細は公式HPをご確認ください。
【要注意】貯金できない人の特徴3選
「お金が貯まらない・・。」と悩む人に多い特徴は以下の3つです。
- お金の貯まらない人の特徴
- ①余ったお金を貯金する
②毎月の支出額が分からない
③固定費にお金をかけすぎている
この3つのどれかに該当する人は、お金が出ていきやすい状況にあると想定されます。
でも、安心してください。
ちょっとした工夫で改善することができますよ!
お金が貯まらない特徴の対処法を解説していきます!
【貯金できない人の特徴①】毎月の支出額が分からない
お金が貯まらない人には「毎月の支出額を把握していない」という共通点があります。
毎月使い切れないほど収入額が多い人は問題ありません。
しかし、平均的な収入の人であれば「お金を何に使ったかがわからないと、どこを節約すればよいかもわからない」という状況に陥り、貯金ができないのです。
- おすすめの改善方法
- ①「1ヵ月でお金を何にどれくらい使ったか?」を記録する
②支出内容を確認し「自由に使いたいお金」と「節約した方がよいお金」を把握する
1円単位で毎月の支出を正確に把握する必要はありません。
家計簿アプリやエクセル等を使って支出を記録し、「ここは自由に使うお金にしたい」「ここは節約した方がよいかも」と支出を確認しましょう。
バケツに水を貯めることを例に考えてみます。
蛇口からの水を入れても、バケツに穴がたくさん空いていると水が漏れ出ていつまで経っても水は貯まりません。
このバケツで水を貯めるには、どこに穴が空いているかを確認し、穴を補修していく必要があります。
貯金も同様に、支出が多い(バケツに穴がたくさん空いている)とお金が貯まりにくいので、支出を確認し、どこを減らすか(補修する穴)を把握することが大切です。
家計収支を把握するためには、家計簿アプリがおすすめです!
家計簿アプリは「マネーフォワードME」が人気ですよ。
気になった方は、まず無料会員サービスの範囲内でアプリの操作性を試してみるのもよい方法です!
- マネーフォワードMEの特徴
- ①家計簿アプリ、資産管理アプリの中で利用率No.1
②複数のクレジットカードや銀行口座をまとめて管理できる
③毎日の支出が自動で記録されるため、家計簿を入力する手間がかからない
④レシートもカメラで撮影するだけで自動入力できるので便利
⑤スマートフォンのiOS・Androidどちらにも対応している
⑥セキュリティ対策が充実している
【貯金できない人の特徴②】余ったお金を貯金する
「とりあえず手元に残った分のお金は貯金に回す」という漠然とした貯蓄計画は失敗することが多いです。
このような計画だと、手元にお金があればついつい使ってしまうので「月収を全て使い切って、結局貯金できなかった・・。」というパターンに陥りやすいのです。
- おすすめの改善方法
- ①短期的な目標を決める⇒「半年後に10万円貯める」など
②先取り貯蓄をする⇒先に貯金分を確保しておく
まずは半年~1年後に「○○万円貯める!」という目標を立てます。
次に、「毎月○万円を貯めれば目標達成できる」という試算を行い、月収から先取り貯蓄してみましょう。
最初は期間を設定せずに「とりあえず100万円貯めてみよう」という目標を立てたくなりますが、漠然とした目標はモチベーションが続きにくいという欠点があります。
特に貯金が苦手な人は「次の連休で旅行に行くまでに10万円貯金する」など、自分のモチベーションがUPする目標から始めてみましょう!
最初の目標が達成できたら、次は目標金額を少し上げてみてください。
小さな成功を積み重ねることで「貯金できる生活」が習慣化されますよ。
【貯金できない人の特徴③】固定費にお金をかけすぎている
固定費にお金をかけすぎると、自由に使えるお金が少なくて貯金できないという状況に陥ります。
固定費とは、通信費・保険料・住居費(家賃、ローン)・水道光熱費・駐車場代など、毎月必ず支出が発生する費目のことです。
固定費は毎月必ず出ていくお金だからこそ、削減すると自由に使えるお金が増えるので貯金しやすい家計になります。
- おすすめの改善方法
- ●通信費⇒格安スマホに乗り換えor安価な料金プランに変更
●生命保険、医療保険⇒過剰に保障をつけすぎていないか見直す
●自動車保険⇒一括比較サイトで安価な保険会社を選択
●火災保険⇒一括比較サイトやネット保険会社を選択
●電気代⇒電力会社の乗り換えをすることで電気代が安くなるか試算する
●会員費&サブスク費用⇒本当に必要なら年払いにする
●駐車場代⇒安い区画へ変更する
固定費は、1度見直しをすれば削減効果が長く続きます。
食費を都度節約するか考えるよりも、効率的かつ効果的ですよ!
その気持ちは分かります!
そこで、固定費の中でも「簡単&節約効果が大きい」項目から着手する方法がおすすめです。
私がやってみた中で簡単だった固定費削減項目は「電気代・自動車保険・火災保険」です。
電気代・自動車保険・火災保険は、現在と同じ条件や補償をネットで乗り換え手続きすれば安くなる可能性があります。
私が行った具体的な方法はこちらの記事で解説していますのでご参考ください。
まとめ
この記事では、貯金が苦手な人にも実践しやすい「先取り貯蓄」の方法と、お金が貯まらない人の改善方法を解説しました。
この記事のまとめ
●貯金は、月収の10%を「先取り貯蓄」する方法がおすすめ
●お金が貯まらない人の特徴①「毎月の支出額が分からない」
●お金が貯まらない人の特徴②「余ったお金を貯金する」
●お金が貯まらない人の特徴③「固定費にお金をかけすぎている」
いきなり無理して全部やると、途中で心が折れてしまいます。
小さなことからでもOKですので、コツコツ見直しに取り組んでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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