皆さんは家計の収支管理をどのように管理されていますか?
毎月の収入よりも支出が多くなり、ボーナスなどの臨時収入で何とか帳尻を合わせる生活から脱却したい方は必見です!

結婚や出産を機に「将来のお金のことを考えて、ちゃんと家計を見直したい」という方は、まずは家計簿を作成して収支を把握することが必須です!
実際に、私はズボラな生活から一念発起してエクセル家計簿を作成して見直しを行ったことで、年間の貯蓄&投資額が激増しました!

そこで今回は、私が作成して成功した実際のエクセル表を図解で作り方~使い方までご紹介していきます。

この記事では、筆者が実際に使用しているエクセルの家計簿フォーマットと使い方を解説します!
【家計簿エクセル作り方①】テンプレート全体像
まずはエクセル表の全体像イメージを解説します。
私は「毎月の収支」と「ボーナス」は分けてエクセル表を作成しています。
理由は、ボーナスは会社業績によって変動するため「毎月の給与」だけで収支が最低限成り立つ状態にすることが大切だと私は考えているからです。
私が運用しているのは以下の4つです。
家計簿エクセルテンプレートの4項目
●収入(月)/支出(月)⇒月間の「収入と支出」のバランスをチェックする項目
●支出内訳(月)⇒月間の「支出内訳」をチェックする項目
●特別収入/特別支出⇒賞与(ボーナス)の「収入と支出」のバランスをチェックする項目
●ボーナス支出内訳⇒ボーナスの「支出内訳」をチェックする項目(対象期間は次のボーナス支給日まで)
それぞれの項目について解説します!
【家計簿エクセル作り方②】月間収支表の作り方&使い方
月間の収支は、左部にある「収入(月)」「支出(月)」の2つで確認しています。
●目的⇒月間損益バランスを把握することです。
※右の「支出内訳(月)」は後述します。
「収入(月)」「支出(月)」のポイントは以下の通りです。
「収入(月)」「支出(月)」のポイント
●収入(月)⇒給与明細の収入部分を転記する。(毎月入力が苦手な方は、直近数ヶ月で少ない金額の月収を入れるだけでOKです)
●支出(月)⇒右側の「支出内訳(月)」の合計額を自動反映するように関数を設定するだけでOKです。
ちなみに私は、月間収支はちょうど±0になるように調整しています。
【例】収入(月)60万:支出(月)60万
【家計簿エクセル作り方③】月間支出表の作り方&使い方
「支出内訳(月)」には、月間の支出費用を全て記載しましょう!(年払い・半年払いの費用も月額換算して計上しています。)
●目的⇒月の支出を項目ごとに全て把握すること。
「支出内訳(月)」のポイントは以下の通りです。
チェックポイント
●税金/給与天引⇒基本的に給与明細の内容に準じて転記すればOKです。
●住居費⇒家賃・駐車場・光熱費など、住居に関連する費用です。(毎月入力が手間な方は金額の変動しやすい電気・ガス・水道などは直近で最も高い月に合わせて入力でOKです)
●教育費⇒学費・交通費・教材費・給食費・習い事費用などを入力しています。
●月払⇒保険料・カード年会費・サイト会員費・通信費など、毎月引き落としのある費用を入力しています。
●貯蓄/投資⇒貯蓄や投資資金を「費用」としてわざと先取りで計上しています。
●生活費⇒食費・日用品・雑貨などの変動費です。収入から上記5項目を引いた残りを生活費枠として設定しています。
支出項目を入力してから最後に生活費の残額を見た際、どのように感じたかで家計見直しの必要度が変わってくると思います。
●「全然生活費足りないよ」→金額の大きい他の支出項目から費用を削減しましょう!
●「ちょうどかな」→もう少し見直しできる余地がないか確認してみましょう!
●「かなり予算余ったな」→生活費を大きくしすぎても良くないので、もう少し貯蓄や投資に回すお金を増やしてみませんか?
【家計簿エクセル作り方④】賞与(ボーナス)収支表の作り方&使い方
賞与は月々の収支とは別で管理しています。
理由は、賞与額は業績や会社方針で受け金額が変動するため、「○○円くらいかな」と事前に金額を予想してしますと後からズレが生じてしまうからです。
●目的⇒ボーナスの収支バランスを把握すること。
「特別収入」「特別支出」のポイントは以下の通りです。
チェックポイント
●特別収入⇒賞与明細の収入部分を転記するだけでOKです。
●特別支出⇒右側の「ボーナス支出内訳」の支出額合計を自動反映するように関数を設定するだけでOKです。
【家計簿エクセル作り方⑤】ボーナス支出表の作り方&使い方
賞与の支出費用を全て記載しましょう!
●目的⇒賞与の支出を項目ごとに全て把握すること。
「ボーナス支出内訳」のポイントは以下の通りです。
チェックポイント
●入力対象期間⇒ボーナス支給日~次の支給日までを1つの期間にまとめてOKです。
●税金/天引き⇒基本的に賞与明細の内容に準じて転記すればOKです。
●車検関連費⇒車検や自動車税の費用を事前にここで確保しています。(月の収支に計上すると計算が煩雑になるため)
●特別支出用現金⇒貯蓄に加え、病気・冠婚葬祭・贈答品・急な出費のお金を入れます。(最初に貯蓄を先取り入力するこことがオススメです)
●旅行/イベント⇒家族でリフレッシュ目的のお出かけ用費用です。
●妻雑費⇒私の過程は妻が専業主婦のため、妻が自由に使うお金をここで確保しています。
●子供雑費⇒子供の服や誕生日プレゼントなど、必要なものを買う費用にしています。
筆者がエクセル家計簿を作成したビフォーアフター

筆者はフォーマットで家計状況を把握した後、固定費の見直しから着手しました。
理由は、食費など日々変動する支出よりも1回見直せば継続的に節約効果が発揮できるので効率的だからです。
その中でも、特に「保険の見直し」は効果的でした。
筆者が行った手順にご興味のある方はこちらをご覧ください!
【無料サイト】家計見直しを専門家に相談したい人向け
ここまで家計簿作成ポイントをご紹介しましたが、複雑な携帯料金・保険料・電気代などを専門家に気軽に相談したいと思った方もおられるのではないでしょうか?
無料でアドバイスしてくれるサイトないかな?

こう思った方は、家計相談の「マネー健診」が利用しやすいので人気です。
30分の無料オンライン面談サービスを行っているので、気軽にプランナーの相談を試してみることができますよ!
- マネー健診の特徴
- ①30分の無料面談を行っているので、自分との相性を気軽に試しやすい
②オンライン面談が可能
③実績豊富なプランナーが家計相談のアドバイスを行ってくれる
④携帯料金、保険、電気代など固定費を幅広く相談可能
まとめ
この記事では、エクセルで家計簿を自作する方法をご紹介しました。
家計簿で大事なのは「入力することが目的にならないようにすること」だと思います。
「現状把握⇒改善余地のある箇所を特定⇒見直し」の流れを意識して取り組みましょう。
家計簿エクセル表の4項目
●月間収支表⇒月の「収入」「支出」のバランスをチェックする
●月間支出表⇒月の「支出内訳」をチェックする
●賞与(ボーナス)収支表⇒賞与(ボーナス)の「収入」「支出」のバランスをチェックする
●賞与(ボーナス)支出表⇒月の「支出内訳」をチェックする
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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