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【自責思考 他責思考】行動力を発揮して成功する人の考え方3選!

皆さんの周りで、「行動力のある人」を挙げるならどんな人を思い浮かべますか?

読者の方
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イケイケの成功者のイメージ!
読者の方
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社内の若手の子!

色んな人を浮かぶと思いますが、「有能な人」「有能になる可能性のある人」が共通しているのではないでしょうか。

行動力がある人は大小の成功体験を継続的に積むことができているので、結果的に有能な人へ成長すると思います。

「じゃあ行動すればいいでしょ!」と思われるかもしれませんが、なかなか一歩を踏み出せないケースがあるのも事実です。

そこで、今回は「行動する人」と「行動しない人」の違いから、特に重要な「行動できる人の思考」を3つ解説します。

この記事は、田中修治さんと楠木建さんの会話を参考にしています。

※田中修治さん(OWNDAYS社長):売上20億円に対して赤字2億円、負債14億円メガネ製造販売チェーン『OWNDAYS』を30歳で買い取り、10年足らずで再建に導いて注目される経営者。

※楠木建さん(一橋ビジネススクール教授):専門は「競争戦略」。著書のストーリーとしての競争戦略はビジネスマン必読の名著として有名。

この記事で分かること

自責と他責で考える人の違い

過去の出来事に対して、その後の行動による違い。

挑戦できる人の考え方。

①行動力がある人は自責思考、行動力がない人はマクロ他責思考

行動力がある人は、自責で考えることが習慣化しています。

一方で、行動力がない人や何をやってもうまくいかない人は他責思考が強く、マクロの次元でうまくいかない原因を語る傾向にあります。(マクロ他責)

読者の方
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マクロ他責ってどういうこと?

こんな疑問が浮かぶと思いますので、例をご紹介します。

マクロ他責思考の人
マクロ他責思考の人
今は日本市場自体が厳しいせいで、ビジネスもうまくいかない。
マクロ他責思考の人
マクロ他責思考の人
COVID-19の感染が続いているからうまくいかない。

このように、マクロ次元の話を「できない理由」にあげる考え方です。

そのようなマクロ他責思考について、楠木 建さんはこのように解説されています。

 

多くの人は夏になると「暑い」、冬になると「寒い」と言う。

自責で考える習慣のある人は、暑い夏には「今寒くないぞ」、寒い冬には「今暑くないぞ」という思考ができる人だと思う。

つまり、自責で考える思考が習慣化している。

引用:Newspicks「UPDATE」楠木 建さんの発言より

例えば、仕事で「コロナの影響で成績が悪い」と考えることは理解できますが、そこは前向きに「コロナを乗り越えられなかった自分の何が良くなかったんだろう?」と未来につながる思考を巡らせることが大切です。

どんな環境下でも、「成功している人がいる」ということを念頭に置いて、自責で捉える思考を心がけてみるのはいかがでしょうか。

【ポイント】

行動力がある人は常に自責で考え、未来へつなげる思考ができる。

●行動できない人はマクロ他責の思考が習慣化されているのでいつまでも前に進まない。

②行動力がある人は過去の悪い出来事も前向きに変えようとする

行動力がある人は、悪い出来事が起こっても「あれがあったからこそ今がある」と振り返ることができるように前向きに捉えます。

一方で、行動力がない人や何をやってもうまくいかない人は、「あのせいでダメだった」とネガティブに捉えて引きずったままになります。

過去に起こった出来事は変えられませんが、出来事の捉え方は行動次第で変えることができます。

例えば、過去に「病気」や「人との別れ」などネガティブな出来事が起こった場合、

「あれがあったからこそ今がある」

「あれがあったせいでこんな風になってしまった」

後から振り返った時にどちらの捉え方になるかは、出来事が起こってからの自分の行動次第で変えられるのです。

読者の方
読者の方
まだイマイチしっくりこないな

こう思った方は、以下のケースをイメージしてみてください。

競技成績が同等のレベルにある、2人のスポーツ選手が骨折で長期離脱することになったとします。

「骨折」という出来事は変えることができませんが、2人のケガに対する考え方は全く別でした。

●A選手⇒自暴自棄になり、完治までの時間は休養のみで他は何も行わなかった。

●B選手⇒体のことを見つめ直し、ケガしにくい体づくりを1から学ぶようになった。

両者はケガから復帰後、徐々に競技成績で差がでるようになり、後のインタビューでこんなコメントを残しています。

A選手
A選手
あのケガがあったせいでこんな風になってしまった。
B選手
B選手
あのケガがあったからこそ今の成功がある。

イメージしていただけたでしょうか?

似たような考え方は、ユダヤ教の有名な「タルムード」の教えにもあります。

  

どんなに災難がふりかかろうと、人は希望を失ってはいけない。

最悪なことが最良なことだと信じなければいけない。

引用:タルムード金言集

悪いことが重なっているように見えても、「自分たちの知らないところでもっと悪い事態から救われているかもしれない」と考えて、ポジティブに捉えることができるように行動してみましょう。

【ポイント】

行動力がある人は、悪い出来事が起こっても「あれがあったからこそ今がある」と振り返ることができるように前向きに捉える

●行動できない人は 「あのせいでダメだった」とネガティブに捉えて引きずる

③行動力がある人は失敗を恐れずに挑戦することが習慣化している

行動力がある人は、失敗を恐れずに「まずはやってみる」という思考が習慣化しています。

「①知っている」「②できる」「③やる」の3つに分けると、①または②で止まる人が多数で、③までいく人は少数派と言われています。

やった方が良いのは分かっているけど、様々な言い訳や理由をつけて「やらない」

こんな経験が誰にでも1回はあるのではないでしょうか?(私はこの経験が多々あります)

例えば、こんなケースもよくある事例です。

●子供に対して「将来のために勉強を頑張りなさい」と言っている親自身がプライベートの時間に自己投資で勉強していない。

●若手に対して「仕事のやり方を変えないと時代の変化に取り残されるぞ」と言っている先輩や上司自身が、昔の方法に固執して新しいことを取り入れていない。

人間は、何かをやろうとすると「現状維持バイアス」で心理的負荷がかかってしまい、「やる」という行動がとりにくいのは仕方ないことではあります。

しかし、「多くの人がやらないからこそ行動できる人の成功確率が上がる」ということも認識しておきましょう。

参考までに、田中修治さん(OWNDAYS 代表取締役社長)の興味深い話をご紹介します。

 

実は人間の能力にそこまで差がない。

100m走で世界一のウサイン・ボルト選手と一般人でも6秒程度の差で、倍以上の差にならない。

経営者や社会人の能力で考えると、もっと差がない。

何が違うかと言うと「できることをやらない」だけ。

引用:Newspicks「UPDATE」田中修治さんの発言より

【ポイント】

行動力がある人は、失敗を恐れずに「まずはやってみる」という思考が習慣化している。

行動できない人は様々な言い訳や理由をつけて「やらない」

まとめ

今回は、行動力のある人に特徴的な3つの思考をご紹介しました。

常に自責で考え、未来へつなげる思考をする。

悪い出来事が起こっても「あれがあったからこそ今がある」と振り返ることができるように前向きに捉える

失敗を恐れずに「まずはやってみる」という思考を習慣化する。

少し考え方を変えるだけで行動が変わり、習慣や結果も変化すると思います。

皆様にとって、参考になる点があれば嬉しいです。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

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関連記事は以下をご覧ください。

行動力の塊である田中修治さんの思考を深く学べる書籍の解説記事です。

楠木さんの著書から、仕事のセンスを磨くコツや考え方についてまとめた記事です。

楠木さんの代表著書「ストーリーとしての競争戦略」のまとめ解説記事です。

何かを始めてもすぐに挫折して困っている方は、こちらが参考になりますよ。

田中さん、楠木さんの書籍に興味がある方はこちらがオススメです。



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