累計140万部を突破した「お金の大学」という書籍ををご存知でしょうか?
著者は”両学長”という方で、登録者数220万人を超えるYoutube「リベラルアーツ大学」でも有名です。
この記事では、妻・子供2人と生活する普通のサラリーマンである筆者が、両学長の「お金にまつわる5つの力」を実践してみた経験談をご紹介します。
私は2020年8月からリベシティ会員として学んでいます。
普通の会社員ですが「貯蓄率20%UP」「保有資産倍増」「副業収入毎月10万円」を実現できました!
再現性が高いので有用ですよ!
身近な事例として、参考にしていただけると嬉しいです。
この記事で分かること
●お金にまつわる5つの力の要点が理解できる
●サラリーマンが実践可能なお金の行動がイメージできる
●リベ大で推奨されているサービスを筆者が実際に使ってみた経験談がわかる
【リベ大両学長】お金にまつわる5つの力とは?
お金にまつわる5つの力とは、お金を「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」 という5つのカテゴリーに分けて考える方法です!
貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う
①お金を貯める⇒支出を削減する!(貯蓄率を上げる)
②お金を稼ぐ⇒収入を増やす!(給与UP・転職・投資・副業)
③お金を増やす⇒資産運用などで増やす!(将来設計に合った投資を行う)
④お金を守る⇒資産を減らさない!(詐欺などから守る)
⑤お金を使う⇒価値のある支出をする!(自己投資、経験など)
順番に解説していくので今の時点でピンとこなくても大丈夫ですよ!
最初の段階で認識しておく必要があることは①~⑤までの順番が重要ということです。
「①貯蓄力を上げる⇒②もっと稼ぐ⇒③さらに増やす⇒④増やした資産を守る⇒⑤人生を豊かにするために使う」のサイクルを回せばOKです。
【リベ大両学長5つの力①】お金を貯める力
「お金を貯める力」とは、安定的に「収入>支出」の状態を維持することです。
- 収入>支出⇒お金が貯まっていく。
- 収入<支出⇒お金は貯まらない。
大きな穴が開いたバケツに水を入れ続けても、水は溜まっていかないのと同じイメージです。
チェックポイント
●支出項目を見直して、支出削減を行う。
●収入が増えたとしても、比例して支出が増えないようにする。
支出は自分でコントロールできるので、行動が結果に反映されやすいですよ!
支出は習慣に似ているので、仕組みを変えてしまえばあとはルーチンで維持するだけです。
最初の「やる気スイッチ」がONになれば一気に進んでいきます。
そんなセコイことやってられないよ~!
その気持ちは分かります。
しかし、保険・携帯代・光熱費など金額の大きな「固定費の見直し」から着手すれば、生活の質を落とさずに支出削減できますよ!
家計見直しが成功する3つの手順
家計見直しをやろう!と思った方は以下の3ステップで実施すると成功しやすくなります。
家計見直しの手順
①家計収支の作成(現在の収入と支出の現状を正確に把握する)
②目標の設定(自由に使いたいお金・貯蓄・投資額を決める)
③支出削減に着手(②を実現するために①の収支を改善させる)
家計収支を把握するためには、家計簿アプリがおすすめです。
リベ大では、家計簿アプリの中でも人気No.1の「マネーフォワードME」が推奨されています。
私はエクセルで家計簿を自作していますので、気になる方はこちらをご覧ください。
支出の見直しは固定費からスタート
支出の見直しは、金額の大きな「固定費」からスタートする方法が効果的です。
固定費とは「生活すると常に一定金額が発生する費用」で、見直しには下記利点があります。
- 固定費を下げると「収入>支出」の状態を保ちやすくなる
- 固定費は、1度見直すと節約効果が持続するので時間効率がよい
生活費の中で代表的な固定費は「通信費」「生命保険料」「自動車保険料」「医療保険」「サイト会員費」です。
食費や急な出費などは変動費です!
- 固定費と変動費
- ●固定費⇒収入にに関わらず常に一定に掛かる費用
●変動費⇒収入に連動して増減する費用
それで、何をどうすればいいの?
保険の見直しが最も効果的でした!
私は保険が「必要」と考えるタイプですが、過剰な補償や高い手数料を回避するだけで劇的に貯蓄率がUPしました。
筆者がリベ大を参考に行った、保険見直し方法はこちらをご覧ください。
【リベ大両学長5つの力②】お金を稼ぐ力
お金を稼ぐ力とは、言葉の通り「収入を得る」能力です。
お金を「稼ぐ」(収入を増やす)ということを分解してみると、以下の3つの選択肢が代表的です。
お金を稼ぐ(収入を増やす)選択肢
①今の会社で給与をUPさせる⇒時間がかかる
②転職して今よりも収入をUPさせる⇒条件次第では1年以内に実現可能
③副業で新たに収入を得る⇒自分次第で実現可能
それぞれ解説します。
今の仕事で給与をUPさせる
1つめの選択肢は、現在の給与をUPする方法です。
現在の仕事で給与をUPするパターンは主に以下の2つです。
- 昇進・昇給で給与を増やす⇒自分だけでコントロールしにくい。
- ボーナス額を増やす⇒仕事で成果を出し続け、業績に伴った賞与を受け取る。
自己投資を行うことで「能力UP⇒業績UP⇒昇進」のサイクルを回すことができれば理想ですね。
転職で今よりも収入をUPさせる
2つめの選択肢は、好条件の転職を成功させて給与を増やす方法です。
良い条件で転職するには、日頃から自身の市場価値を意識したキャリア形成や成果を出すことが重要です。
なぜなら、市場は需要と供給のバランスで値段が決まるので、市場価値として希少な人材になれば必然的に好条件を引き出しやすくなるからです。
転職エージェントに登録し、エージェントの担当者と面談して客観的にアドバイスをもらう方法が効果的です。
私も面談してみて「どんな人材が求められているか?」「どんな成果や経験があれば良い条件を引き出しやすいか?」をアドバイスしてもらえました。
エージェント担当者との面談はリベ大でも推奨されている方法です。
転職準備やエージェント登録を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
副業で新たな収入を得る
3つめの選択肢は、副業で新たに収入を得るという方法です。
副業は、自分で収入をコントロールする力が備わるのでおすすめです!
私も最初は同じことを思っていました。
でも、そんなに「副業」を難しく考えなければ気軽にスタートできる手段もありますよ!
副業を選ぶ時は、自分の目的に合ったビジネスモデル(手段)を選ぶことが重要です。
- 例)目的⇒「短期的に収入を増やしたい」or「中長期的に収入を増やしたい」
- 例)ビジネスモデル⇒「フロー型収入」or「ストック型収入」
副業として考える、フロー型とストック型のビジネスモデルを比較してみましょう。
フロー型 | ストック型 | |
確実性 | ほぼ確実に収入になる | 収入にならないこともある |
収益期間 | すぐに収入が入る | 収入を得るまで時間がかかる |
安定性 | 労働をやめると収入が止まる | 働かない時も収入を生む |
おすすめのタイプ | 確実に数万円稼ぎたい人 | 本業を超える収入源を目指す人 |
デメリット | 体力・収入に限界がある | いつまでも収入ゼロがあり得る |
副業の例 | ・薬剤師バイト ・ネット物販 ・Uber Eats配達員 | ・ブログ ・YouTube ・コンテンツ販売 |
ここでご紹介している「フロー型」と「ストック型」の副業に優劣はありません。
みなさんの目的と好みに合致した副業ジャンルの選択をおすすめします。
副業について筆者の経験談を知りたい方はこちらをご覧ください。
【リベ大両学長5つの力③】お金を増やす力
お金を増やす力とは、収入を元手に資産運用などをすることでお金を増やすことです。
まずは「つみたてNISA」「iDeCo」で長期分散投資に挑戦してみるのがおすすめですよ。
さらに投資をしたい方は、特定口座で「ETF・投資信託・高配当株」を運用していく流れが良いです。
それぞれの運用を一覧にまとめてみました。(◎○△×は筆者の私見です)
つみたてNISA | 一般NISA | iDeCo | 企業型 確定拠出年金 | 特定口座 一般口座 (通常の課税口座) | |
利用者 | 日本在住の20歳以上 | 日本在住の20歳以上 | 公的年金制度に 加入する 20~60歳未満 | 厚生年金の 被保険者 (会社が規定) | 日本在住の20歳以上 |
年間投資上限額 | 40万円 | 120万円 | 14万4000円~ 81万6000円 | 33万円 または 66万円 | 制限なし |
運用可能商品 | 金融庁が許可した 投資信託・ETF | 株・投資信託・ ETF・REITなど | 定期預金・保険 ・投資信託 | 定期預金・保険 ・投資信託 (会社が商品を規定) | 制限なし |
資産の途中引き出し | 可能 | 可能 | 60歳まで原則不可 | 60歳まで原則不可 | 可能 |
口座開設手数料 | 無料 | 無料 | 2777円(税込) | 会社が負担 | 無料 |
口座管理手数料 | 無料 | 無料 | 年間約2000円~ 7000円程度 | 会社が負担 | 無料 |
投資商品の 購入時掛金 税制優遇 | なし | なし | 所得控除の対象 (非課税) | 自分で拠出する場合 所得控除の対象 (非課税) | なし |
運用利益に 対する課税 | 非課税 | 非課税 | 非課税 | 非課税 | 課税 (20.315%) |
非課税保有期間 | 20年 | 5年 | 引き出し時まで | 引き出し時まで | なし |
資産受け取り時の 課税計算 | なし | なし | 元本を含めて 原則課税計算対象 (控除制度あり) | 元本を含めて 原則課税計算対象 (控除制度あり) | なし |
長期分散投資でリスクと上手に付き合う
投資は、いつどんなネガティブイベントが発生しても致命傷を負わない範囲で運用することが大切です。
致命傷を負わないために重要な手段が「長期分散投資」です。
その根拠としては、金融庁の作成したデータでは資産と地域を分散して積立投資を20年行うと、リターンはプラス域に収束することが示されています。
あくまで過去のデータの1つですが、様々な調査からこの結果は再現性が高く、多くの人にとって最適解と言っても過言ではない運用手法とされています。
もう少し具体的に「分散」を説明すると、以下4つの方法があります。
4種類の分散投資
●資産の分散⇒株式・債券・金・REIT(不動産)など投資対象の資産を分散させる
●地域の分散⇒米国、日本、欧州、中国など投資対象の地域を分散させる
●銘柄の分散⇒米国を代表する500社をカバー、全米の小型~大型株をカバーなど銘柄を分散させる
●時間の分散⇒毎月定額で機械的に積立投資を行い、時間を分散させる(ドルコスト平均法)
一般的にリスクとリターンは比例する関係にありますので、長期分散投資を意識しながら自分のリスク許容度に応じた投資を選択するように心がけましょう。
さらに詳しく投資の方針を知りたい方はこちらをご覧ください。
【リベ大両学長5つの力④】お金を守る力
お金を守る力とは、大事な資産を詐欺や不測の事態で失わないようにすることです。
お金を守るためには「自分で理解できていないことには手を出さない」という考え方が重要です。
注意すべき契約条件と詐欺
友人などから契約書に保証人のサインを依頼されて、安請け合いしないように注意しましょう。
特にヤバイ契約条件は以下の3つです。
これだけは知っておくべき要注意の契約
●連帯保証人⇒抗弁権や分別の利益がないため、自分が借金を背負うことに近くなる。(保証人と連帯保証人は違う)
●根保証⇒決められた期間・限度額までは債務者が追加で借金した時に自動的に保証人にされてしまう。
●根抵当⇒借りたお金を返しても抵当から外れずにずっと残ること(貸し手に抵当権が残り続ける)
この契約を友人から相談されたら、迷うことなく断るだけでなく縁を切ってもよいレベルです。
また、投資詐欺も横行していますのでご注意ください。
「うまい儲け話はない」「相手から来る投資話は無視」「知らない投資に手を出さない」と考えておけば、投資詐欺を回避することができますよ。
金利と手数料は可能な限り最小化する
人生の中で金利や手数料を支払う機会は誰でも1度は経験すると思います。
不要な金利や手数料は可能な限り最小化するようにしましょう。
金利や手数料のチェックポイント
●住宅ローン⇒借入金利(利息の返済)も意識して契約する
●保険の手数料⇒ネット保険の活用や不要な保証は外す
●車のローン⇒車の購入でローンを組まないことがベスト
●奨学金⇒利息返済も発生しており貯金に余力があるなら前倒し返済する
●リボ払い⇒絶対にしない
住宅ローンを契約中の方は、比較サイトを利用して「自分にとって最安金利のローンに借り換え」を検討する方法が効果的です。
リベ大では、住宅ローン比較サイトとして「モゲチェック」がおすすめされています。
モゲチェックの借り換えサービス特徴
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●毎月レポートが届くので、金利の最新動向を把握できる
●オンライン住宅ローンではシェアNo.1の実績あり
●借り換え実績:利用者は平均350万円を削減できた
●借り換え実績:2021年12月の最安金利0.2%台~
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モゲチェックの注意点
●モゲチェックで「借り入れ可能額診断」と「金融機関への申し込み」を可能ですが、最終的な借り換え可否判断は金融機関なので、モゲチェックで100%契約締結ではありません。
●実店舗がありませんので、確認したい事項がある時は電話orチャットでの対応となります。
【リベ大両学長5つの力⑤】お金を使う力
お金を使う力とは、人生を豊かにしたり満足度がUPすることにお金を使うことです。
特に浪費には注意を払いながら、プラスになるものに対して有効に使いましょう。
プラスになる使い方の例を挙げてみます。
チェックポイント
●自己投資(本、学習教材など)
●時間効率を高めるもの(eコマース、時短家電など)
●価値ある体験(旅行・食事)
●子供への投資(子供の習い事、学習資材)
私の場合は「読書」「スタディサプリ(英語)」「グロービス学び放題」を1年前から継続中です。
TOEICの点数UPや英語の勉強が続かない方にはスタディサプリおすすめですよ。
まとめ
お金にまつわる5つの力と私の体験談をご紹介しました。
お金にまつわる5つの力のポイント
①お金を貯める⇒支出を削減する!(貯蓄率を上げる)
②お金を稼ぐ⇒収入を増やす!(給与UP・転職・投資・副業)
③お金を増やす⇒資産運用などで増やす!(将来設計に合った投資を行う)
④お金を守る⇒資産を減らさない!(詐欺などから守る)
⑤お金を使う⇒価値のある支出をする!(自己投資、経験など)
いきなり全てを変えていくのは難しく感じるかもしれません。
しかし、できることから少しずつ取り組むことで、徐々に習慣化していきますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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