家計見直し

あえて投資をしない選択も悪くない!自分の人生を歩む考え方

昨年から「株式投資を始めました」という方を定期的にお見かけするようになりました。

ニュースで株高の報道や、YouTubeで投資に関して紹介されている影響もあるのかもしれません。

2020年には日本のタンス預金が100兆円を超え、NISAやiDeCo等の非課税制度を設立して国民の預金好きを少しずつ変えていきたい思惑がある「国」としては、良い傾向と捉えていると思います。

そして、たまにお問い合わせを受けるのが以下のご相談です。

読者の方
読者の方
投資をしないと情弱みたいな雰囲気があるけど、リスクが怖いからできないんです。それでもやった方がいいですか?
読者の方
読者の方
投資はしたくないと思っているんだけど、ダメなのかな?

投資に消極的な人も、無理をしてでも投資をした方が良いか?という悩ましい問題です。

理論上はせめて非課税制度の分だけでも長期分散投資で運用をした方がよいという回答になります。

しかし、個人的には心理的な面を加味して「無理をして嫌々投資を始めるのであれば、敢えて投資しない戦略もある」ということをお伝えしたいと思います。

今回は、その理由をご紹介していきたいと思います。

日本では投資をしている人の方が少数派

Twitterをしていると個人投資家が非常に多いような印象を受けますが、実社会は投資を行っていない人の方が多数派と言えます。

日本人の資産保有状況や、投資に関するデータとして参考になりそうなものを3つご紹介します。

日本銀行「資金循環統計」の家計金融資産データ

日本銀行が公開している資金循環統計を見ると、家計の金融資産の50%以上は「現金・預金」であることが分かっています。

「保険・年金・定型保証」が30%で2番目に多く、株式や投資信託は合計しても約13%程度となっています。

家計の金融行動に関する世論調査データ

こちらは、令和2年に行われた「家計の金融行動に関する世論調査」のデータです。

リスク資産を保有する意向について、積極的に保有したい層は年々拡大していますが、それでも67.6%は「保有しようとは全く思わない」という回答でした。

NISA口座開設状況の推移

最後に、NISA口座の開設数の推移です。

2020年9月時点で約1484万口座が開設されており、単純計算で国民の約10人に1人がNISA制度を利用していると推察されます。

投資をしない人に対するネガティブな意見

投資をしない人や消極的な思考に対して、Twitterやネットニュースのコメント欄ではこんな辛辣な意見が飛び交うことがあります。

コメ主
コメ主
投資をしていない人はマネーリテラシーが低い
コメ主
コメ主
投資は怖いと考えるのは情弱

個人の価値観でどのように思うかは自由ですが、特定の個人へ指摘する言葉としてはふさわしくないように思います。

前項でご紹介したデータから、一定数の人は投資に対してネガティブなイメージを抱いている可能性が推察されます。

要因はたくさんありますが、私が個人的に影響が大きそうなものを挙げてみます。

日本人が投資に対してネガティブなイメージを抱く背景

●長いデフレにより、海外のようにインフレでお金の価値が目減りしていることを認識しにくい

●日本株がバブル崩壊後低迷し、米国株のように右肩上がりではなかった

●金融教育を受ける機会が少なかった

このように、環境要因が大きいかもしれないなと感じていますが、皆様はどのように感じておられるでしょうか?

投資が不安(嫌い)な人は無理して資産運用をしなくてもよい

私は普段から投資を推奨している立場ですが、投資の仕組みやメリットとデメリットを把握した上で「敢えてやらない」と判断することもありだと思います。

理由は、無理して嫌々始めたとしても上手くいくとは限らないからです。

長期分散投資は、多くの方が恩恵を享受できる可能性の高い手段の1つですが、運用期間は15~20年が必要になります。

長距離走のように走り続け、途中で暴落という嵐や台風などに何度も巻き込まれながら、それでも止まることなく走り切った人が投資の利益を手にすることができます。

逆に、途中の暴落に巻き込まれて志半ばで断念してしまうと、利益を得られないどころかマイナスになる可能性もあります。

つまり、投資の仕組みを正しく理解した上で、ご自身の生活状況や性格を踏まえて「継続できない」と判断した場合は、無理をせずに「敢えてやらない」という選択でもよいと思います。

読者の方
読者の方
私は投資をしない代わりに必死に稼ぐ!

このように一念発起して稼ぐ能力(戦闘力)を劇的に磨けたなら、それは1つの方法として良いことなのかもしれませんね。

投資(資産運用)は他人との競争ではない

投資は誰かと運用成績を競争するゲームではなく、自分の人生を豊かにしていくための数ある手段の1つに過ぎないと私は思っています。

人の価値観は多種多様で、自分にとって良いことが他人にとって良いこととは限りません。

株式投資は、私のように好きな人間からすると奥が深くてとても楽しいので勉強が苦ではありませんが、投資に興味がない方からすると苦痛以外の何者でもないでしょう。

実際に、私の妻は当ブログを定期的にチェックしていますが、投資の記事に関してこのように言っています。

妻
何を書いているかさっぱり分からない。興味がないし楽しくないから投資の話は読んでないよ。

金融知識として最低限の情報は知っておいた方がよいとは思いますが、人生は資産で勝ち負けが決まるゲームではありませんので、ご自身が納得できる手段を選択できれば良いと思います。

投資に抵抗感のある人は家計見直しからスタートしましょう

投資に抵抗感のある方は、まず家計の見直しを行ってみることをオススメします。

読者の方
読者の方
ケチケチした生活は嫌なんだよ~

このように感じるかもしれませんが、携帯料金など一度変更すればあとは継続的に節約できる見直し項目もありますよ。

食費や趣味を制限しすぎると、ストレスが溜まって逆効果になり継続できないこともあります。

仙人のように節制する必要はありませんので、できるところから始めてみましょう。

私は、家計見直しであれば多くの人にとって再現性が高く、とてもリスクは低いので取り組みやすいことだと思いますよ。

家計見直しの関連記事はこちらの記事をご参考ください。

まとめ

今回は「投資をしたくない」というご相談に対して、個人的な意見を述べてみました。

当ブログでは投資の記事を書き続けているので、投資をしなければいけない圧力のように感じてしまった方には申し訳ないですが、あくまで投資は人生を豊かにする手段の1つに過ぎないと認識していただければ幸いです。

●日本人の中では、投資をしていない(消極的)人の方が多数派です。

●日本の環境要因が、現金・預金を持つことに影響を与えている可能性があると考えています。

●私は投資を可能な範囲から始めることを推奨していますが、無理をして嫌々始めるものではないとも思っています。

●まずは家計管理から着手していきましょう。

最後に、投資を「する」「しない」に関わらず、投資の知識や金融知識をインプットしておくことは大切だと思います。

ネット経由で情報を得る手段は豊富にありますが、当サイトでも役立つお金の情報を発信していきますので、少しでも皆さんの役に立てると嬉しいです。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

関連記事は以下をご覧ください。

家計管理に加えて貯蓄や運用などを一通り見直したビフォーアフターが気になる方はこちらをご覧ください。

家計簿をエクセルで作成したい方へ、私の方法をご紹介しています。

サラリーマンの方が株式投資を始めたい時にオススメの方法をまとめています。

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