株式/不動産 PR

【レオス藤野 投資哲学】ひふみ投信の人気理由を徹底解説!

みなさんは「ひふみ投信」という国内トップクラスのアクティブファンドをご存知でしょうか?

読者の方
読者の方
アクティブファンドとか興味ないから!

こんなご意見があると思います。

しかし、実はインデックスファンド全盛の近年で、ひふみ投信の純資産総額は約6,746億円とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の約2倍の純資産額です。

さらに受賞歴でも「R&Iファンド大賞 最優秀ファンド賞」や「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2020第5位」など、非常に注目されているファンドなのです。

読者の方
読者の方
何でそんなに人気なの?

この疑問に対する回答として、ファンドマネージャーの藤野英人さんに対する信頼・人気があります。

藤野さんは、凄腕ファンドマネージャーというだけでなく、私たち個人投資家に向けて気付きを与える語録が多いのも特徴的です。

そこでこの記事では「一流投資家の思考を学ぼう!」をコンセプトに、私たちが投資で成功するための考え方をご紹介したいと思います。

この記事でわかること

●ひふみ投信の最新投資銘柄

●個人投資家がすぐに活用できる藤野さんの投資に対する考え方

当記事はひふみ投信および個別銘柄を推奨する目的ではなく、利益を保証するものでもありませんので、投資は自己責任でお願い致します。

ひふみ投信とは?

ひふみは日本や世界の成長企業に投資をする投資信託ブランドで、2008年にリリースされたアクティブファンドです。

「日本各地に眠っている国内の成長企業を実際に足を運んで発掘し、厳選した銘柄に投資することで顧客の長期的な資産形成をサポートする」という姿勢に共感し、根強い人気があります。

 

ひふみは、投資の本質を実現するために誕生した、投資信託(ファンド)のブランドです。2008年、投資運用会社のレオス・キャピタルワークスが「ひふみ投信」の運用をスタートしました。

多くの個人のお客様から投資していただいた大切なお金が集まって、ひふみが成り立っています。そして、そのお金をプロが選んだ日本や世界の成長企業に投資しています。投資先の会社が成長すればファンドも成長し、結果的にひふみのお客様にリターンとして還元することができます。

ひふみはお客様個人の資産形成をサポートすると同時に、社会全体へ「ゆたかさ」を還元することを目指しています。

世の中に価値を生み出す会社が成長することで、はたらく人々が元気になり、社会もよりカラフルに、ゆたかになっていきます。成長企業に投資することは、長期的にみると私たちの未来をよりよくすることにつながるのです。

引用:ひふみ投信ホームページより

【ひふみ投信ポートフォリオ】コーヒーフロート戦略

ひふみ投信の概要を解説していきます。

ひふみ投信マザーファンド

純資産総額⇒7,138.64億円(2021年11月時点)

組み入れ銘柄数⇒287銘柄(2021年11月時点)

ポートフォリオは2021年3月のレポートで「コーヒーフロート戦略」という藤野さんのニュアンスがとても面白いです。

  最近では、現在のポートフォリオのイメージを「コーヒーフロート戦略」と言っています。

コーヒーの部分は地味で地道な会社ー製造業、バリュー株で構成し、上のソフトクリームの部分はITやニューエコノミー等のグロース株という構成です。今までももちろん両方を組み入れており、ソフトクリーム(グロース株、ニューエコノミー)にウエイトをかけていたのが2020年型だったわけですが、しばらくはコーヒーの(バリュー株、地味な製造業)のウエイトを上げていく必要があると考えています。

引用:ひふみ投信「ひふみのあゆみ 2021年3月月次ご報告書 運用責任者よりお客様へ」

ちなみに、2021年11月のレポートでは、「原料高騰とサプライチェーン問題による業績悪化懸念」「パウエル議長の再任が決まり、米国の金融政策において利上げ開始時期の前倒しが期待された」というイベントに注視すべきと言及されています。

月次運用レポート:組入れ上位30銘柄

ひふみ投信は国内268銘柄に投資しており、2021年1月~3月までの組入れ上位30銘柄の変遷を作成しました。

※銘柄の横のカッコ内の数値は、比率です。

組入れ
順位
2021年1月2021年2月2021年3月
1ショーボンドホールディングス(1.84%)東京センチュリー(1.83%)東京センチュリー(1.84%)
2Zホールディングス(1.47%)ショーボンドホールディングス(1.72%)ソニー(1.51%)
3ソニー(1.40%)ソニー(1.51%)ショーボンドホールディングス(1.72%)
4プレミアムウォーターホールディングス(1.34%)BILIBILI INC.(1.47%)JTOWER(1.35%)
5アマノ(1.33%)SHIFT(1.43%)BILIBILI INC.(1.47%)
6東京センチュリー(1.32%)村田製作所(1.38%)村田製作所(1.38%)
7SHIFT(1.28%)JTOWER(1.35%)SHIFT(1.43%)
8ジャフコ グループ(1.26%)Zホールディングス(1.28%)東京応化工業(1.16%)
9イビデン(1.19%)プレミアムウォーターホールディングス(1.22%)あい ホールディングス(1.19%)
10アンリツ(1.18%)富士通(1.22%)ミライト・ホールディングス(1.13%)
11光通信(1.16%)あい ホールディングス(1.19%)富士通(1.22%)
12あい ホールディングス(1.16%)アマノ(1.19%)トリケミカル研究所(1.10%)
13丸和運輸機関(1.15%)アンリツ(1.18%)Zホールディングス(1.28%)
14協和エクシオ(1.15%)協和エクシオ(1.18%)協和エクシオ(1.18%)
15村田製作所(1.14%)東京応化工業(1.16%)プレミアムウォーターホールディングス(1.22%)
16東京応化工業(1.13%)光通信(1.15%)アンリツ(1.18%)
17ミライト・ホールディングス(1.12%)ミライト・ホールディングス(1.13%)三浦工業(1.06%)
18BILIBILI INC ADR(1.10%)丸和運輸機関(1.12%)九電工(1.01%)
19マネーフォワード(1.09%)トリケミカル研究所(1.10%)光通信(1.15%)
20JTOWER(1.08%)SMC(1.10%)アマノ(1.19%)
21トリケミカル研究所(1.07%)イビデン(1.10%)ジャフコ グループ(1.06%)
22富士通(1.06%)GMOペイメントゲートウェイ(1.07%)日本瓦斯(1.02%)
23インフォコム(1.05%)三浦工業(1.06%)丸和運輸機関(1.12%)
24セリア(1.01%)ジャフコ グループ(1.06%)SMC(1.10%)
25九電工(1.01%)日本瓦斯(1.02%)GMOペイメントゲートウェイ(0.94%)
26日本瓦斯(1.00%)九電工(1.01%)キーエンス(0.94%)
27三浦工業(0.98%)インフォコム(0.98%)セリア(0.92%)
28AMERICAN TOWER CORP(0.98%)AMERICAN TOWER CORP(0.95%)マネーフォワード(0.92%)
29GMOペイメントゲートウェイ(0.97%)GMOペイメントゲートウェイ(0.94%)インフォコム(0.91%)
30SMC(0.95%)SGホールディングス(0.91%)MICROSOFT CORPORATION(0.91%)

一覧表をエクセル画像で確認したい方はこちらをクリックしてください。

みなさんが保有している銘柄はあったでしょうか。

ちなみに、この銘柄を見てこんなことを思った方はおられませんか?

読者の方
読者の方
この中で高配当銘柄があればオイシイな・・。

私も同じことを思ったので全て調べてみましたが、2021年5月3日時点で利回り3%を超える銘柄はありませんでした。笑

もともと成長株は配当が良くない傾向なので、オイシイ話はないということですね・・。

※当記事はひふみ投信および個別銘柄を推奨する目的ではなく、利益を保証するものでもありませんので、投資は自己責任でお願い致します。

【株式投資のプロに学ぶ】レオス藤野さんの思考を解説

ファンドマネージャーの藤野英人さんが書籍・NewsPicks・YouTube・記事などで言及されている投資に対する考え方の中から、特に私たち個人投資家に役立つ話をご紹介します。

株式投資の考え方

株式投資は平等性があり、株券というただの紙切れではなく、企業と言う肉体性のあるものと考えることが重要。

長期視点で考えると、利益が3倍になった会社はほぼ確実に株価も3倍になるので、とてもシンプルなルールで動いている。

長期の目線で顧客に必要とされるような伸びる会社を探すことができれば、投資で利益を得られる。

日本の可能性

実は日本企業はチャンスだらけで、実際に具体的なチャンスを現場で見ている。

ちなみに、その現場は上場ではなく、未上場の現場で起きているのが特徴的。

日本でも近年は未上場企業が上場に成功したり、大企業から切り離した新規事業が面白いことをしたり、有力なスタートアップが登場するなど環境変化が起きていることを認識した方が良い。

この背景には、日本の優秀と言われる人材の流れが変化してきたことが影響していると思う。

2000年頃は米国の優秀な人材はベンチャー企業を起こす流れがあったが、日本は一般的な思考として優秀な人材は官庁や大企業へ流れていたため、20年後の2020年代に米国と日本の差として表面化している。

しかし、2040年の視点で考えるとインデックスでは対米国で弱気だが、投資の面では強気。

それは、2000年にベンチャー企業を起こしたいと思うメンツと2020年に思うメンツでは、2020年の方が各段に品質が上がっている。

やっと日本でベンチャーが大きく育つ環境が整った今こそ、日本の可能性やチャンスが大きくなっている。

誰でも可能な投資判断の基準

自分がその会社で働きたいと思うか?という基準は有力な投資基準。

迷った時にはこの軸で判断すると、その感覚は当たることが多い。

日本市場で成長企業を探すコツ

①頑張っている会社を選ぶ

3~5年で結果が出ているかが大事!(売上、利益)

多くの投資家は株価が下がった時に買おうとするが、根本的には右肩上がりのチャートの企業に投資することが重要。

②成長している会社を買う

年率二桁で成長している会社は、翌年も二桁で成長する可能性は80%程度ある。

極論、過去の数字で伸びている会社に軒並み張れば勝てる可能性が出てくる。

ただし、まぐれで株価が上がることもあるので、自力で伸びたか偶然で伸びたかを判断する必要があり、経営者を見る必要がある。

③リスクを取っている会社

リスクを取らないと成長できないが、リスクを取ったからといって必ず成長する訳ではない。

それなりの規模の会社で考える「投資」とは、研究開発費や設備投資を少なくともキャッシュフローと同程度~以上の金額を投資している会社はリスクを取っていると考えられる。

④業種は関係ない

「ヒツジの群れのオオカミ」⇒業種として羊ばかりの企業にオオカミが出てきたら全てエサになる。

つまり、成熟企業の中に成長企業が生まれる可能性は十分あり、その場合に成長企業は最初に過小評価される傾向にある。

株価が何十倍に成長する企業は、そこから発見することが多いので、偏見を持たないことが重要。

⑤四半期決算の変化率を見る

成熟産業の中で成長可能性のある企業を探すには、四半期決算の変化率に注目する。

四半期決算の変化率グラフがククっと立っている時は株価も立っている時が多いので良い。

そこから投資をしても、本当に成熟産業の中で成長が期待できるのであればそこから更に株価は上昇していくので利益はとれる。

機械的に四半期決算の変化率が高い企業を抽出し、そこから「オオカミ化」している可能性のある企業に投資するのはとても良い手法。

経営者の良し悪しを見抜く方法

①徹底した顧客主義を貫いているか?

ダメな会社はとにかく自社都合主義になっている。「自分たちはこうだった」「先輩はこうだった」ということに拘って、お客様を見ていない。

②長期目線を持っているか?

未来目線を持って着実に進むことを考えていることが重要だが、四半期決算のことばかり考えてロングタームの視点が欠如しているケースが意外と多い。

人間が最も予測困難なのは3~5年後で、目先のことや10年後は逆に見通しやすかったりする。

ゴルフで例えると、経営者はドライバーとパターで勝負した方が良い。

③データ思考

特に重要なのが、データを基に意思決定できているか?という視点。

「データを見ていない」「データを読み解けない」という欠点が露呈している企業があり、国・官庁・大企業で特にこの傾向がある。

④ラーメン屋理論

大企業の経営者で、もしラーメン屋を経営したら上手くいきそうな人に投資するのは間違いない。

ラーメン屋は総合開発ビジネスで、商品開発・仕入れ・店舗設計・労務管理・人材採用・ネーミング・プライシングなど様々なビジネス要素が詰まっている。

このビジネスパッケージを1人で回せる人がラーメン屋経営で上手くいきそうな人。

例として、孫さん(ソフトバンク)・柳井さん(ユニクロ)・永守さん(日本電産)などがイメージしやすい。

会社のホームページを見て「この人ラーメン屋できそうかな?」と考えるだけでも投資対象としての見方が変わる。

会社ホームページで良し悪しを見抜く方法

①ホームページに社長の写真がない会社は投資するな

日本の上場している会社で社長の写真がホームページに掲載されていない会社は約20%ある。

その20%の会社の多くは極端に株価が良くないので、投資対象から除外すべき。

社長挨拶の主語が「私」で語る会社は良い企業

基本的にホームページでの社長挨拶は「当社」「弊社」が多い中で、「私」と述べる経営者は自分事で経営を捉えている証拠になるので、良い業績につながる可能性がある。

ホームページに会社役員の個別写真まで掲載している会社の株価は良い

ホームページに会社役員の個別写真まで掲載している会社の「株価」と「業績」はともに良い。

該当する企業は日本全体の約20%と少数派であるが、大事な要素になる。

④アニュアルレポートに社員の写真がたくさんある会社は良い会社

社員を大切にする会社を謳っているにも関わらずアニュアルレポートに社員紹介がない場合は投資すべきでない。

経営者の本音が細部に宿るので、注意深く確認が必要。

新たな可能性のある会社を発掘するポイント

①時代の変化や潜在ニーズを嗅ぎ取り、そのスペースを満たすプレーヤーを発掘する

お金の流れを活性化するために新しい市場を作ることはとても重要。

最近の例として、ゲコノミスト市場がある。

ノンアルコール派がマジョリティになりつつある現代で、飲み会の場でノンアル派を満たすサービスを打ち出している会社(ゲコノミスト市場開拓)は面白い。

②新しい挑戦をする企業にアンテナを立てる

古い会社が新しい挑戦をする時に株価が急上昇しやすい。

アンテナを張り巡らせるには、常に投資家自身が好奇心を持って新しいサービスに触れ続けることが大切。

③穴ボコを探して埋める企業を見つける

全ての穴は企業や新規ビジネスのチャンスにつながる。

起業家は、穴を見つけて穴を埋めに行こうとする人が多いので、投資家は消費者目線で不満や不安を見つけ出し、解消できる可能性のある企業に投資すると良い。

ポートフォリオの入れ替え時期

頻繁に動かすものと動かさないものに分かれるが、大型株は入れ替えが早く小型株は動きが少ない。

小さくて地味で地道な会社は売買せずに持ち続けているが、比較的大きな会社のテーマで値動きするものは結構入れ替えを行う。

背景には、基本的にバットを振っている会社(リスクをとって挑戦)でないと「当たり」が発生しない。

バットを振ると失敗もするが、複数保有していると均されて「当たり」も発生するので、3~5年保有しておくとリスクをとっている方がリターンも大きくなる。

ポートフォリオ作成のコツ

ポートフォリオ内に逆柱(違和感のある銘柄)を入れる。

自分の中で好みでない銘柄(違和感)を入れて、不完全性を保つ方がポートフォリオマネジメントになる。

銘柄選定にこの要素を入れることで、後から振り返った時にバランスがとれていると感じるようになる。

長期分散投資は正解か?

一般論としては、長期分散投資が多くの人にとって最適解になる。

ただし、長期分散投資は負けない投資である反面で勝ち分が少ない投資であることは認識する必要がある。

個別論で考えると、勝つという面で見れば「長期・集中投資」が必要。

分散と集中はどちらが正しいという訳ではなく、投資家の「タイプ」「希望」「努力」などによって相性はあるが、若い人であれば長期分散投資をベースにしながらどこかで集中投資をするのもアリだと考えている。

長期の定義

長期の定義は人によって異なるが、少なくとも3年間保有が長期投資の中で最も短い期間を指す。

●10年以上⇒超長期

●5~10年⇒長期

●3年⇒長期の最低ライン

仮想通貨の考え方

正直、まだよくわからない。それは、過去の経済学の書籍などにも書いていない分野だから。

ただ、すべてのものはよく分からない時がオイシイというのも事実である。

恐らく仮想通貨が統制されてしまうと、おいしさは低減すると思うので、このような面から仮想通貨はまだオイシイ状況なんだろうと考えられる。

1つ言えるのは、ビットコインは貨幣の流通量と比較するとごく微小であり、ある程度の市民権を得ていくことから考えると、貨幣の完全なる代わりにはならなくとも一部の代替にはなると確信するなら価値がなくなる可能性はなさそう。

このような点から、ちょっとでも持っておくのが正解だと思う。

ちょっとの定義は、自分のリスク感覚に合わせて判断することが重要で、一般論では自身の金融資産の3~5%が良いとよく言われている。

仮想通貨への投資判断

仮想通貨そのものよりも、仮想通貨取引所を開いている側に張る。

ファンドの中に仮想通貨を入れにくいという理由もあるが、代替的に投資できるという観点では日本の中で選択肢が多い訳ではないので、仮想通貨が盛り上がればほぼ確実に仮想通貨取引所を開いている側は盛り上がることから、個別の仮想通貨よりも後者を検討するようにしている。

日本人のマネーリテラシー教育

お金の情報を発信するYouTubeを開設した。⇒「お金のまなびば」のリンクはこちら

国や学校の教育を待ってはいられないので、専門家の立場から発信したいと考えるようになった。

広い意味では、投資家だけではなく起業家を育てることにもつながる。

学校の教育を変えろという言葉を耳にするが、学校教育を変えるには先生の考え方を変えないといけない。

普通にしていれば多くの先生は「リスクを取らない方がいい」と考えているので、まずは大人から変えなければならない。

バブル崩壊に対する考え方

①日経平均3万円を超えた今はバブルか?

バブルは崩壊してから気付くもので、事前に予測することは誰にもできない。

日経平均が3万円を超えて「バブルだ」と言う声もあるが、なにを持って断言しているかがよく分からない。

バブルは2重3重に積み重なって起こるもので、前回日経平均3万円をつけた1990年はPER80倍で、現在は16~20倍なので、過去よりも割高感はない。仮にPERで40倍といえばバブルの気はするが、それなら日経平均は6万円台になる。

②バブル崩壊に対する考え

あまりバブルが崩壊することが怖いと思ってはおらず、そのことで投資人生が変化するとも考えていない。

理由は、バブル崩壊で下がる時は8~9割低下することもあるが、大小の差はあれど人間は社会活動を継続しているので戻ってくるから。

健全に恐れることに加えて、根本的には楽観的に物事をみる姿勢が大切。

健全に恐れることの意味とは「下がることを受け入れること」で、下がること=悪ではない。

ヒトが呼吸するのと同じように、マーケットにも上がったり下がったりする呼吸が必要と考えている。

時間軸をどうとるかにもよるが、根本的には世界が成長している限りは伸びる。

短期投資の考え方

長期投資が善で、短期投資が悪という考えがベースにある訳ではない。

基本的に投資は、何で成功しても勝った人が勝ちになるという前提がある。(勝てば官軍)

ただ、残念ながらパッと儲けられるのは難しく、パッと儲ける可能性があるものはパッと損する可能性もある。

短期的にはリスクとリターンは比例するので、倍になる可能性があれば半分になる可能性もあると認識しておく必要がある。

短期と言っても1日、1週間、1ヶ月で利益を出す投資先は全くわからない。

3ヶ月でちょっとわかるし、半年ならイメージできるかもしれない。

投資の視座を高める習慣

長期投資・短期投資ともに「マーケットで今何が起きているのか?」を毎日考えることが大事。

アマチュアでも毎日考え続けることで、積み重ねが大きな差に変わっていく。

個人投資家が参考にすべき項目

ここまでの情報の中で、私は特に以下の点が「勉強になるな~」と感じています。

チェックポイント

●268銘柄に分散し、小型~中型株も積極的に取り入れている

●2040年を見据えた日本の可能性

●プロでも半年以内に伸びる会社は分からない

●会社の見分け方

ここまでの解説で、分散投資に関してこう思った方はいませんか?

読者の方
読者の方
自分でそこまで分析できないよ!

確かにその通りです。

そこで、藤野さんに投資するという意味で「ひふみ投信」をサテライトで投資するという作戦もありです。

私はインデックスファンドがメインという方針は変わりありませんが、一部の優秀なアクティブファンドは検討価値があるのも事実です。

そのような意味で、「ひふみ投信」は数少ない投資価値のあるアクティブファンドと言えるでしょう。

投資信託で資産形成 ひふみ投信

まとめ

今回は、ひふみ投信の藤野英人さんから学ぶ「投資の考え方」を中心にご紹介しました。

個人投資家も目利きの能力を挙げていくことで投資の成功確率はUPするので、一流から学ぶべきことは多いと思います。

今回の記事が皆さんの投資知識UPに役立てば嬉しいです。

藤野さんの考え方を書籍で学びたい方はこちらが勉強になりますよ。



本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

関連記事を下記に記載しますので、よければご覧ください。

藤野さんの書籍「投資家みたいに生きろ」の中から、リスクの取り方に関する部分を掘り下げました。

藤野さんの書籍「投資家みたいに生きろ」の中から、投資の構成要素とリターンの種類を掘り下げました。

優良なインデックスファンドのコスト等を一覧でまとめています。

米国高配当ETFの買いシグナルを「恐怖指数」を参考に考える方法を解説しています。

高配当株投資の始め方と、私の保有する銘柄をご紹介しています。

もし今回の記事を「いいね!」を思っていただけた方は、ポチっとクリック(応援)してもらえると嬉しいです!

にほんブログ村 その他生活ブログ マネー(お金)へ
にほんブログ村