株式投資

【投資の大原則 要約】投資を成功させる7つのルール!

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資産運用を開始する時に、皆さんはどのようなルールを自分の中で設定していますか?

読者の方
読者の方
そうは言っても、どんなルールを作ればいいかわからないよ!

もしこのように感じる方には朗報です!

超有名な書籍の「投資の大原則」を参考に、資産運用の成功確率を上げるための重要な7つのルールをご紹介します。

投資は目的や方針が定まっていないと、得られるはずの利益を逃すだけでなく、市場の餌食になる可能性もありますので、ぜひご参考ください!

この記事はこんな方向けです。

投資初心者
投資初心者
証券口座は開設したけど、どうすればいいの?
個人投資家
個人投資家
ルールとか特に決めてないけど必要?

この記事で分かること

●株式投資を始めるための準備

●株式投資を始める手順

●非課税制度の活用メリット

●インデックス投資のメリット

●投資方針と資金投入方法

ルール①現金を確保する

現金(キャッシュ)は生活費の6ヵ月分を目安に確保しましょう!

投資を勉強していると、こんな錯覚に陥る時があります。

投資家
投資家
普通預金で持っておくだけ損だからとにかく運用した方が得でしょ!

確かに一理ある考え方ですが、2020年は超強気相場だったこともあり、資産が倍増する人が珍しくない状態が不通になってしまい、リスクに対する感覚が鈍っていませんか?

○○ショックや不況は定期的に訪れてきますので、備えは万全にしておく必要があります。

そのような理由から、流動性が高い「現金」は最優先で確保しておきましょう。

企業の倒産も個人の破産も、様々な理由があるにせよ、シンプルに考えるとキャッシュが回らないことが要因です。

サラリーマンは生活費6ヵ月分が目安とされていますが、定年の近い資産取り崩し時期の方は2~3年分の生活費をキャッシュで保有しておくとよいでしょう。

2~3年の根拠は、過去の株式市場の暴落が発生してから完全に戻るまでに最大2年弱でしたので、2~3年あれば取り崩しの時期に暴落を経験してもキャッシュで耐えられる想定です。

読者の方
読者の方
現金はどうやって保有するの?

私は、金利の面から楽天銀行の普通預金口座を利用しています。

家の靴箱や冷蔵庫の中に現金を置いている家庭が意外と存在するみたいですが、盗難リスク等を考えるとあまりオススメしません。

普通預金金利

●楽天銀行普通預金(マネーブリッジ利用時):0.1%

●楽天銀行普通預金(楽天カード引き落としあり):0.04%

●楽天銀行普通預金(何も設定なし):0.02%

●一般的な銀行普通預金:0.001%~0.03%

※普通預金で楽天銀行よりも利率がよいのは、あおぞら銀行bank支店(0.2%)です。あおぞら銀行bank支店リンクはこちら

生活費6ヵ月分は、投資に回していない手元資金(キャッシュポジション)とは異なります!混同しないようにしましょう!

ルール②無駄な出費を抑える

無駄な出費を抑えることで、長期的に投資を継続できる可能性が高くなるだけでなく、運用額が大きくなると資産形成スピードも早くなる利点があります。

無駄支出の代表例

●リボ払い

●カードローン

資産運用で年率5%前後を目安に計画を立てる中、リボ払いなどで年率15%の負債を抱えるのは非効率です。

もしリボ払いやカードローンの負債があるなら清算を優先しましょう。

ちなみに、住宅ローンは減税効果や低金利という背景があるので、無理に繰り上げ返済せずに10年(最大13年)間の減税効果を受けながら、その資金を資産形成に回すのは合理的だと思います。

資産運用の期待リターン(不確実)・返済の利息(確実)、減税効果(確実)のバランスを考えながら、優先順位付けをするとよいですね。

参考までに、投資元本による資産形成スピードの違いをご紹介します。

投資元本による資産形成スピードの違い

月1万円(年12万)を20年間平均リターン3%で運用=約328万円(運用益約88万円)

月3万円(年36万)を20年間平均リターン3%で運用=約985万円(運用益約265万円)

月5万円(年60万)を20年間平均リターン3%で運用=約1642万円(運用益約442万円)

月7万円(年84万)を20年間平均リターン3%で運用=約2298万円(運用益約618万円)

月10万円(年120万)を20年間平均リターン3%で運用=約3283万円(運用益約875万円)

※楽天証券「積立かんたんシュミレーション」を用いて試算

同じ商品に同じ期間投資しも、投資額が異なると資産形成スピードは大きくことなることをご理解いただけたのではないでしょうか。

当ブログで家計管理の情報を紹介しているのは、投資に回せる資金を見直すことで、将来設計が楽になることを気付いていただきたいという理由です。

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ルール③できるだけ早く資産運用を開始する

元本マイナスリスクや、リタイア後の資産形成面で若いうちに投資をする方が圧倒的に有利です!

長期間運用することで、元本割れになるリスクはかなり低減されます。

金融庁のサイトからの引用で、20年以上の投資期間で資産・地域を分散させると運用成績は収束し、マイナスにならなかったというデータもあります。

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金融庁が公表している運用成績の実績データリンクはこちらです

20~30代はリスク許容度を高くできるだけでなく、時間を味方につけることが可能という点が最大の武器です。

反対に、50~60代になると退職やリタイアまでの期間が10年を切るので、資産の取り崩しを考えると守りの資産形成に差し掛かってくるため、リスク許容度は低くて時間の利点も活かしにくいです。

思い立ったらすぐに資産運用を開始しましょう!

ルール④国と会社の制度からまずは利用する

税制優遇などの補助が受けれる制度から利用開始しましょう!

数%でも資産が増える確率の高い方法を選択していくことが鉄則です。

国や会社の制度

●つみたてNISA(国):利益非課税

一般NISA(国):利益非課税

●ジュニアNISA(国):利益非課税

●iDeCo(国):利益非課税、拠出金の税制優遇

●確定拠出年金(会社):利益非課税、拠出金の税制優遇

特に、つみたてNISAは必ず実施するべきお得な制度です。

国が、国民自ら老後資金を用意しやすくなるように設計した制度なので、20年の長期運用で得た利益が非課税になるため活用した方が良いですよ。

パートナーがいる場合は、2人の口座を開設し、それぞれで上限額(年40万)を非課税期間である20年間、毎月積み立てていくべきだと思います。

つみたてNISAで運用する際の大事なポイントを6つ挙げました。

つみたてNISAで運用するコツ

①手数料が安いものを選ぶ

②長期的(20年)に右肩上がりの可能性がある商品を選ぶ

③リスク分散された商品を選ぶ

④ドルコスト平均法で毎月積み立てる(月33,333円)

⑤購入を設定して口座に資金を入れた後は値動きを見ない

⑥ファンドの運用額が大きいものを選ぶ

つみたてNISAと一般NSIAは、どちらか一方の制度しか利用できませんのでご注意ください。

ジュニアNISAも同様にお得ですが、お子さんのいる家庭のみ利用可能です。2024年に制度が廃止されることで資金拘束のデメリットがなくなり、使い勝手が良くなったことで新規口座開設が増加しています。

iDeCoも将来の年金準備として有用ですが、会社員の方は会社が確定拠出年金を運用している場合、併用できないことが多いです。2022年10月から開始できるようになるので、その場合は節税効果のメリットがあるので利用価値があると思います。

企業型確定拠出年金は、取り扱い銘柄がイマイチのケースもありますが、拠出金は所得計算から除かれるのでお得です。手数料が0.2%台のインデックスファンドがあるなら利用価値はあると思います。

ルール⑤低コストのインデックスファンドで分散投資をする

インデックスファンドは市場平均のリターンを安価な手数料で運用できるメリットがあります。

市場平均(インデックス)を上回るリターンを目指すアクティブファンドも魅力的ですが、手数料の高さと過去の歴史上アクティブファンドはインデックスファンドに勝てないことの方が多いという歴史があるのも事実です。

日本株で「ひふみ投信」に投資したいという気持ちは、藤野さんの考え方に感銘を受けている私もよく分かるので否定しませんが、基本はインデックスファンドが軸で良いと思います。

【インデックス】

ベンチマークになる指数に連動した運用成績を目指します。

●指数例

日経平均(日本)、S&P500(米国)など

●メリット

市場動向に投資するためわかりやすく、運用コストがアクティブ運用より安い

●デメリット

市場動向自体が右肩下がりだと運用益は厳しい

【アクティブ】

ベンチマーク指数を上回る運用成績を目指してファンドマネージャーが運用します。

●メリット

インデックスを上回る収益が得られる可能性がある

●デメリット

インデックスを下回る収益になる可能性があり、運用コストはインデックス運用より高い。(手数料が高い)

手数料はボディーブローのように運用成績に影響しますので、安い手数料の商品を選択することは重要です。

一般的に優良な投資信託やETF(上場投資信託)は手数料が安価です。

逆に、悪い投資信託やETF(上場投資信託)は手数料が激高です。

高かろう・悪かろう商品を避けること!

投資信託の手数料は、ネット証券が圧倒的に安いです。

投資信託の手数料(例)

●大手ネット証券:0.1%台(年)

●大手銀行:0.4%台(年)

ある商品では、手数料の総額に5%程度の差が生じるものもあります。

株式投資では5%前後の期待リターンになりますが、そこからどれだけ低い手数料で済ませるかで運用益も変わってきます。

基本的には、仲介を介すほど手数料は増えていくと認識しておきましょう!

リスクを覚悟で投資して増やせたはずの利益を、手数料で必要以上に失うことのないようにしましょう。

読者の方
読者の方
具体的にどんなインデックスファンドがいいの?

こんな疑問をお持ちの方へ、インデックスファンドの例をご紹介します。

あくまで私見で購入するとしたら候補にするものになります。利益を保証するものではなく、購入を推奨しているものではありません。

主な米国インデックスファンド

【投資信託】

●SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

●eMAXIS Slim米国株式S&P500

●楽天・全米株式インデックス・ファンド

【ETF】

●バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF(VTI)

●バンガードS&P500 ETF(VOO)

米国株式市場の主要産業を代表する500社に分散投資を行っている商品が注目されています。(S&P500という指数に連動を目指す)

※この10年はGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)がけん引して絶好調でしたが、今後どうなるかは賛否の意見もあります。

主な全世界インデックスファンド

【投資信託】

●eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

●楽天・全世界株式インデックス・ファンド

【ETF】

●バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT)

全世界(先進国、新興国)へ広く株式分散投資を行います。簡単に言うと今よりも10年、20年先に世界規模では成長していると思うなら購入する商品になります。

※全世界と言っても、実際は約50%程度米国株式が入っていますので、米国ファンドと格段に違う運用成績にはならない確率の方が高いです。

【指数・インデックス運用・アクティブ運用のイメージ図】

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ルール⑥自分の価値観に合った資産比率を維持する

運用している資産の内訳(資産比率)を年1回は最低でもチェックしましょう!

そして、運用状況によって比率が変動した場合は、売買によって再調整すると良いです。(リバランス)

方法としては以下の2つのパターンがあります。

①目標の比率になるように、多くなった資産を売却する

②目標の比率になるように、少ない資産を買い足す。(多い資産の買いを減らす)

例えば、株式と債券の比率を50:50にしたい人がいると仮定し、現在は株式70:債券30の場合、「①株式を売却して50:50に調整する」「②債券購入を増やして50:50に調整する」のどちらかで調整します。

どちらにするかは好みや資産状況に応じて判断することになりますが、年齢が若いうちは②を選択すると良いと私は思います。

ルール⑦一時的な値動きで自分の運用方針を変えない

長期投資だったにも関わらず、○○ショックの暴落で狼狽売りをして損失を出すことはしないように注意しましょう!

もともと長期投資前提の場合、大切な事は20年後・30年後に資産が増えていることです。

長期運用であれば暴落は複数回経験することになりますが、一時的な変動で方針を変える必要はなく、逆に市場の変動はメリットになります。

例えば、市場の暴落が起きると、取得単価が下落するために多く購入できます。そこから暴落後に市場が回復していくと、上昇過程で利益が生まれやすくなります。

暴落リスクをできるだけ和らげたいなら、ドルコスト平均法でコツコツ積み立ててリスクに備えると良いですね。

一方で、一括投資は資金を市場に投入する期間がドルコスト平均法よりも長いため、理論上は投資効率が良くなるため、リスク許容度が高い方は一括投資を検討しても良いでしょう。

一括投資は市場が暴落している場合は利益が大きく減少するという欠点があります。

もともとの目的に沿って購入方法を決定していることがほとんどだと思いますので、暴落が発生して不安感から投資方針を変えることは理にかなっていませんのでご注意ください。

さらに詳細な情報は以下記事をご覧ください。

まとめ

今回は、長期運用を前提としたセブンルールをご紹介しました。

●現金を確保する

●支出を抑える

●時間を味方につける

●非課税制度・税制優遇を有効利用する

●長期分散の低コストなインデックスファンドを利用する

●価値観に合った資産比率で運用する

●目先の損得で運用方針を変えない

この記事を作成するにあたり、参考にした書籍「投資の大原則」は、投資の世界でも有名なわかりやすい著書なのでオススメですよ。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回の記事で紹介した「投資の大原則」の内容をさらに知りたい方はこちらをご覧ください。

つみたてNISAについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

企業型確定拠出年金について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

ジュニアNISAについて詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

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