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ミスターマーケットに要注意!ウォーレンバフェットのルールと株で失敗を回避する3つの考え方

株式市場の好調に伴い、利益を手にしている方が増えていますね。

しかし、いつかくる暴落に恐怖心を抱く方もおられるのではないでしょうか。

株式投資で資産を築くためには、短期視点を忘れて長期視点を重視する方が良いと私は思います。

読者の方
読者の方
そうは言っても短期の動きが気になるよ!
読者の方
読者の方
失敗を回避するために参考となる情報はあるの?

恐らくこんなご意見があると思います。

そこで今回は、私たち個人投資家が資産を拡大していくために大事な投資の原理原則ををご紹介します。

当記事作成にあたって参考にした情報は以下の通りです。

●ウォーレン・バフェット氏の過去の名言

●書籍「投資の大原則」

この記事でわかること

●金持ちになるためのルールは「絶対にお金を損しない」こと

●株式投資では自分の力を過信しない

●ミスターマーケットを無視する

●投資コストを最小限に抑えることが鉄則

ウォーレン・バフェットのルール「絶対にお金を損しないこと」

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏の「金持ちになるための2つのルール」をご存じでしょうか?

ウォーレンバフェット「金持ちになるための2つのルール」

金持ちになるためには、2つのルールを守りなさい。

【ルール1】絶対にお金を損しないこと

【ルール2】絶対にルール1を忘れないこと

さらに、絶対に損をする方法としてこんなことが述べられています。

ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェット
自分が理解していない投資を始めたり、先週ほかの人が儲けたからといってやり始めたりしても、上手くいくことはない。最低なのは、株が上がっているという理由で買うことだ。

仰る通りすぎて、猛省します。。

私達が投資で失敗を全て回避する完璧な運用は難しいですが、重大な失敗を回避することは可能です。

読者の方
読者の方
どうすれば失敗を回避できるの?教えて!

そこで、株式投資の名著「投資の大原則」から、株式投資で失敗を回避する考え方をご紹介します。

【投資の大原則】株式投資で重大な失敗を回避する考え方
①自信過剰に注意する

②ミスターマーケットの誘惑は無視する

③ 投資コストを最小限に抑える

次項から①~③を解説していきます。

【チェックポイント】

●絶対にお金を損しない

●自分が理解していない投資はしない

重大な失敗を回避する思考①「自信過剰に注意する」

人の習性として、自分の考えに自信を持ちすぎたり、群集心理に走る傾向があることを認識しておきましょう。

特に近年の好調だった時の市場では、利益が出ている状態は珍しいことではありません。

一時的に目先の利益が積み上がってくると、

個人投資家
個人投資家
私には投資の才能がありそう
個人投資家
個人投資家
このまま勝ち続けられるかも

このように思ってしまうのが人間の性です。

しかし、自分の力を過信して積極的な投資を続けると、いつか痛い目に遭います。

自信過剰による大失敗を回避する第一歩は、「人間は自分の能力を過信する生き物」という自覚を持つことです。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉があるように、利益が得られても冷静に要因を分析して、身の丈に合った投資を心がけましょう。

重大な失敗を回避する思考②「ミスターマーケットの誘惑は無視する」

大多数の投資家と同じ行動をとるのは避けましょう。

市場の「自信過剰」「絶望」など、その場の雰囲気に惑わされないことが大切です。

「投資の大原則」では、ミスターバリューとミスターマーケットの2つのキャラクターを例に市場構造が解説されています。

ミスターバリューとは?

私達が必要とするものを発明し、製造・販売し、サービスを提供してくれる存在です。

単調で退屈な仕事だが、どんな日も昼夜を問わずまじめに働くタイプです。

常に冷静で、信頼できることを多くの投資家はよく知っています。

私たちはミスターバリューと良いお付合いを心がけたいものですね。

ミスターマーケットとは?

私達に何か行動を起こさせて、変化を引き出すことを目的にしている存在です。

そのために、私達が不利なタイミングで株を売買するように罠を仕掛けてきます。

その罠は非常に巧妙で、「これしかない」と思わせたり、「これは全くだめだ」と思わせるのが非常に上手です。

特に投資経験が少ない人はミスターマーケットの策略に引っ掛かり、損失を出すハメになります。

ミスターマーケットの2つの策略

①私達の手持ち株やファンドをなるべく安値で売らせようとする。

②株やファンドをできるだけ高値で買わせようとする

ミスターマーケットによる投資家の損害は、過去の投資信託へ流れた資金と株式市場の動きで示されています。

下図をご覧いただくと、株価のピークで大量の資金が流入し、株価の大底で大量の資金が流出していることがわかります。

引用:投資の大原則

個人投資家が取るべき市場との付き合い方

私たち個人投資家は、ミスターマーケットの誘惑を無視することが大切です。

短期的な値動きで大胆になったり落胆するのではなく、長期的な視点で運用を考えましょう。

株式投資は長期保有するほど利益を得られる可能性が高くなります。

長期投資はプラスサムゲーム、短期トレードはゼロサムゲームという仕組みを念頭に置きましょう。

過去の事例になりますが、2000年12月末に100万円を投資し、19年末まで運用すると、リーマンショックを経験した後でも全ての資産でプラスになっていることが示されています。

【2000年12月末に100万円を投資した場合の資産価額の推移】

重大な失敗を回避する思考③「投資コストを最小限に抑える」

投資コストを最小限に抑えることはとても重要です。

過去の成績がよいからといって、未来の成績が必ず良いとは限りません。

しかし、投資コスト(手数料)が高ければ確実に未来の投資リターンは低くなります。

「余計なものにお金を使わなければ、リターンは確実に良くなる」という原則を覚えておきましょう。

例えば、S&P500に連動するインデックスファンドは複数の会社から様々な商品が出ています。

同じ指数に連動するファンドなら、よほどの理由がない限り手数料が高いところに投資するよりも安いところに投資する方がよいです。

マクドナルドのハンバーガーを公式店舗では110円で買えるのに、隣にあるメディ太店では全く同じハンバーガーが500円で売られていたら誰も買わないと思いませんか?

さすがに極端な例だと思うかもしれませんが、投資では似たような事例でわざわざ高い商品に手を出す方がいるのも事実なのです。

「コスト意識」を持っておくと、証券会社をネット証券で開設したり、低コストのファンドを選択できるようになりますよ。

書籍:投資の大原則が推奨する「シンプルな投資方法」

投資の大原則では、多くの方の参考になる「シンプルな投資方法」が紹介されていますので記載します。

●若いうちから貯蓄を始めて、定期的に続ける

●会社の福利厚生制度や、国の退職に向けての制度を活用する。(NISA/iDeCo)

●市場全体に投資するコストの低いインデックス・ファンドを資産タイプごとで分散を図る

●自分に合った資産配分を維持するために年1回見直す

●自分の決めた投資方法を守り、市場の値上がりや値下がりは気にかけない。一喜一憂して売買すると経費もかかり、投資は失敗するだけだ。長期投資を心がけよう。

引用:投資の大原則

このシンプルな投資方法は成功の再現性があり、多くの人が真似できる投資方法だと思います。

貯蓄⇒非課税優遇制度のフル活用(インデックス投資)の流れは、私も大賛成です。(もちろん自分もやってます)

長期視点で運用することを心がけたいですね。

まとめ

本日は、投資の神様ウォーレン・バフェット氏の金言と、投資本の名著「投資の大原則」から学ぶべき失敗回避の考え方をご紹介しました。

●金持ちになるためのルールは「絶対にお金を損しない」こと

●株式投資では自分の力を過信しない

●ミスターマーケットを無視する

●投資コストを最小限に抑えることが鉄則

株式市場の好調が永遠に続いてくれると有り難いですが、そうならないのは歴史が示しています。

いつか来る大暴落時に後悔しないためにも、冷静な投資を心がけたいですね。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回ご紹介した関連記事はこちらをご覧ください。

投資信託の地域別低コストの優良ファンドをまとめた記事はこちらです。

株式投資が投資期間によってプラスサムゲームとゼロサムゲームに分かれる理由を解説しています。

投資の大原則の要約記事です。

確定拠出年金の配分や運用方法のポイントを解説しています。

当記事作成にあたって参考にした「投資の大原則」を読みたい方はこちらからどうぞ。


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