株式投資

株式投資はプラスサムゲーム?長期投資の利点を解説

プラスサムゲームとマイナスサムゲームという言葉をご存知でしょうか?

ざっくり言うと、「みんなで利益を享受する」「勝者と負者に分かれる」という違いが両者にはあります。

実は株式投資の一部では、参加者の多くが利益を享受できるものがあります。

資産運用のベースにプラスサムになる投資を行っている方が増えてきましたので、今回は背景をご紹介したいと思います。

こんな疑問をお持ちの方にオススメです。

読者の方
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プラスサムの投資って何のこと?

読者の方
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なぜ株式は長期投資がいいの?おすすめは?

プラスサムゲームとゼロサムゲームの違い

プラスサム、ゼロサムの代表的な投資とは?

プラスサムになる投資のおすすめは?

入金力の重要性

プラスサムゲームとは?

プラスサムゲームは、プレーヤーの利益の合計が、トータルでプラスになることを言います。

あるプレーヤーの利益が必ずしも他のプレーヤーの損失に結びつかないケースが該当します。

反対の言葉で、ゼロサムゲームは参加者の利益と損失の総和がゼロになるゲームのことを言います。

投資は全てプラスサム?

投資には、プラスサムとゼロサムの2種類が混在しています。

プラスサムの代表的な投資は株式投資です。

株式市場においては需要によって市場全体の大きさが変動し、米国株(S&P500)や全世界株(MSCI ACWI)のような長期的に右肩上がりの指数に連動する投信・ETFへの投資は投資の中でも数少ないプラスサムゲームです。

反対に、ゼロサムの代表的な投資は為替取引です。

二国間の為替取引を行うので市場全体の価値が上がるという事はなく、一方のレートが上がれば、もう一方のレートが下がるので、ゼロサムゲームが成立します。

弱肉強食の投資=ゼロサムと覚えておくと、イメージしやすいと思います。

おすすめの投資は?

投資をこれから始める方は、米国・全世界・先進国などのインデックス投資を20年以上継続することがおすすめです。

理由は、この方法であればプラスサムゲームの投資と考えられているので、利益の最大化は狙えなくても長期的には年率4~5%のリターンに収束していく可能性があるからです。

実際に、米国の有名な指数であるS&P500に連動するポートフォリオに投資していると、1950年~2017年までの期間を通じて年平均約10%のリターンを上げ、どの期間をとっても15年以上であればプラスサムであることが示されています。(図1)

また、1985年~2020年にドルコスト平均法で国内外の株式(日本株、先進国株)と債券(日本債、先進国債)に投資した場合も同様に、20年以上であればプラスサムであることが金融庁作成資料で示されています。(図2)

ちなみに図1と図2のリターンの差は、図1が米国のみが投資対象であるのに対し、図2は国内株・米国以外の先進国・債券にも投資していることが影響していると思います。

この10年は米国株のターンが来ていますが、今後10年・20年も同じようになるとは限りませんのでご注意ください。

米国株は期待できる投資先なので私も保有していますが、JPモルガンの超長期予測では成長速度が減速すると予想されており、少なくとも過去10年と同じペースが続くとは限らないかもしれません。

投資期間が短いほど、変動性(ボラリティ)は大きくなります。

1日・1週間・1ヶ月・半年・1年の投資は基本的に「短期」と考えられており、運用期間が短いほど確実に利益をあげる難易度は難しくなります。

下記のイメージを持って投資を行うようにしましょう。

成長性のある投資先×時間(長期)=利益

退屈感こそが後のリターンを生む

インデックス投資はプラスサムと分かっていても、淡々と続けることが意外と難しいこともあります。

読者の方
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勝てると分かっているのになぜ?

こう思われるかもしれませんので、よくあるケースをご紹介します。

①退屈で刺激が欲しくなり、短期トレード・FX・仮想通貨などに浮気する

②家庭事情が変わり、長期投資ができなかった

③インデックス投資で出た短期的利益を確定させたくなって売却した

この3つが個人的には多いと思います。

②、③は計画的にスタートし、投資目的が明確であれば回避できると思います。

問題は①で、確かにインデックス投資は「忘れるほど放置」がベストで、時間をかけて育てていく投資になるので退屈です。

対して、短期トレード・FN・仮想通貨はリスクが高い反面でリターンも大きいことから、刺激を求めて手を伸ばしたくなります。

しかし、インデックス投資で20年後に年率5%の利益を得られても、その期間中に刺激を求めた投資で大金を失っていては、何のための長期投資だったのか?と後悔することにもなりかねません。

才能のある方はトレードで莫大な利益を手にしているケースもあるので、一概にダメだと言うわけではありませんが、莫大な利益を手にする一方で莫大な損失を出している人がいることも念頭に置いて、程々にしておきましょう。

インデックスでリターンを増やすなら入金力

インデックス投資でリターンを増やしたいなら、入金力を上げることを意識してみると良いですよ。

長期的な資産額を計算する場合、以下の要素が重要になります。

●積立額:いくら積立をするか?(入金力)

●積立期間:どのくらいの期間運用するか?

●期待リターン:どれくらいのリスク(リターン)を選択するか?

この中で、積立額を増やすとリスクは同じでも資産が巨大化する規模は拡大します。

リターンを大きくしたい場合はリスクをとることを意識しがちですが、入金力に注目して家計見直しをしてみる方が効果的です。

少ししか雪の積もっていない場所で雪玉を転がすよりも、雪がたくさん積もっているところで雪玉を転がす方が大きくなりやすいイメージで捉えてみましょう。

まとめ

今回は、投資の中でもプラスサムゲームに参加する考え方についてご紹介しました。

資本主義社会を生きる上で大切な考え方になりますので、この仕組みが機能しているうちは恩恵を享受しておきましょう。

プラスサムゲームは、プレーヤーの利益の合計が、トータルでプラスになること

プラスサムの代表的な投資は米国株などへの株式投資

ゼロサムの代表的な投資は為替取引

まずは米国・全世界・先進国などのインデックス投資を20年以上継続することがおすすめ

退屈感を乗り越えよう

インデックス投資でリターンを増やしたいなら、入金力が重要

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