書籍要約 PR

【要約】金持ち父さん貧乏父さんから学ぶ資産形成!金持ちになりたい人は必読

みなさんは「お金持ちになりたい!」と思ったことがありませんか?

もし少しでも興味があるなら、書籍”金持ち父さん貧乏父さん”から資産形成の考え方を学ぶことがお金持ちへの第1歩となります。

そこでこの記事では、書籍の要点を会社員が実践できるアイデアも交えながら解説します。

この記事のポイント

●お金持ちな人と貧乏な人の違いは「お金に対する考え方や行動にある」

●お金持ちな人は資産と負債の違いを理解し、資産を増やすことに注力する。

●貧乏な人は資産と負債の違いを理解せず、負債を増やしてしまう。

●資産を増やす方法として「自己投資」「株式投資」「不動産投資」「副業」がおすすめ。

書籍「金持ち父さん貧乏父さん」とは?

「金持ち父さん貧乏父さん」とは、ロバート・キヨサキ氏が自身の体験をもとに書いたマネーリテラシー本の元祖とも言われている大ベストセラー書籍です。

この本では、ロバート・キヨサキ氏が幼少期に教育を受けた2人の父親からのお金に関する教育をまとめています。

  • 貧乏父さん:高学歴で高収入のサラリーマンだが、常にお金に苦労していた。
  • 金持ち父さん:学歴は低くてもビジネスで成功し、多くの資産を築いた。

キヨサキ氏は、この2人の父親からそれぞれ異なるお金に関する教えを受けましたが、「金持ち父さん」の考え方が自分の人生を豊かにすることに気づきました。

そして、自らが実践してお金持ちになることができた経験を「金持ち父さん貧乏父さん」として書籍化しています。

【金持ち父さんの教え】金持ちのように考えて行動しよう

早速ですが、お金持ちな人と貧乏な人の違いは「お金に対する考え方や行動にある」と結論づけられています。

つまり、お金持ちになりたいのであれば、「お金持ち」の思考を学び、行動することが大切ということです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

お金持ちの思考として、特に覚えておくべき名言は以下の言葉です。

中流以下の人間はお金のために働く金持ちは自分のためにお金を働かせる

”金持ちは資産を買う。貧乏人の家計は支出ばかり。中流の人間は資産と思って負債を買う。”

引用:金持ち父さん貧乏父さん

これだけだとピンとこないかと思いますので、まずは次の”3つの思考”に分けて理解しましょう。

  • 「お金持ちな人」と「貧乏な人」のお金に対する考え方の違いを理解する。
  • 「資産」と「負債」の違いを理解する。
  • 「資産」を増やすことに注力する。

それぞれ解説していきます。

お金持ちな人と貧乏な人のお金に対する考え方の違い

「お金持ちな人」と「貧乏な人」では、お金に対する考え方や行動パターンに以下の違いがあります。

お金持ちな人の考え方

「資産」と「負債」の違いを理解し、「資産」を増やすことに注力する。

※資産とは「あなたにお金を入れてくれるもの」です。

貧乏な人の考え方

「資産」と「負債」の違いを理解せず、「負債」を増やしてしまう。

※負債とは「あなたからお金を取っていくもの」です。

貧乏な人の負債は「収入が増えれば豊かになれる」という思い込みから生まれるものです。

ところが、実際には「収入が増えれば支出も増える」という現象が起こり、いつまでたっても豊かにならない状況に陥ります。

資産と負債の違いを理解する

資産と負債の違いを理解することは、資産形成を行うにあたり非常に重要です。

資産は「あなたにお金を入れてくれるもの」、負債は「あなたからお金を取っていくもの」とご紹介しました。

具体的には以下の事例が挙げられます。

  • 資産(あなたが働かなくても収入を得られるもの)⇒株式、不動産など
  • 負債(あなたが働かなければ支払えないもの)⇒ローンなど
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

マイホームは資産か負債か?という論争をSNSなどでよく目にします。

この書籍では、お金を運んでこないマイホームは「負債」だと言及されています。

資産を増やすことに注力する

 お金持ちになるためには「負債」には手を出さずに「資産」を増やすことに注力することが重要です。

資産を増やすことができれば、自由な「時間」と「お金」を手に入れることができます。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

つまり、「あなたが好きなこと、したいこと、意味のあることをするために使える時間とお金が得られる」ということです。

資産を増やすためには、会社員として労働して給与収入を得るだけでは不十分です。

なぜなら、会社員として働くだけでは「資産」を増やすことが難しく、「負債」に縛られてしまう可能性が高くなるからです。

そのため、会社員であっても「投資家」としての行動もする必要があります。

資産を増やす方法として、会社員が実践できるおすすめの「投資家としての行動」は次の4つです。

  • 自己投資
  • 株式への投資
  • 不動産への投資
  • 副業で個人事業主になる

次項でそれぞれ理由を解説していきます。

【資産を増やす方法①】自己投資

「自己投資」とは、自分の知識・スキル・経験を高めることです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

自分自身への投資は最も重要かつ安全な投資です。

なぜなら、自分で身につけた能力や知識は誰にも奪われることがなく、その後の人生に役立つからです。

仕事・資産運用・副業で人と差をつけるには「知識・スキル・経験」で独自の強みを作ることが重要です。

しかし、うまくいかない人ほど陥りやすい現象として“とりあえず病”というものがあります。

例えば、「とりあえず〇〇の資格を取っておく」「とりあえず〇〇の勉強をしておく」というものです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

みなさんの周りに、焦燥感からとりあえず資格取得の勉強に時間をかけて合格したものの、その後何も役に立つ場面がなく資産や収入に何の影響もなかった人はいませんか?

人生は365日、1日24時間が平等に与えられていて、「やった方がいいこと」は星の数ほど膨大にあります。

その中で、資産を増やすことにつながる本当に必要な自己投資を選ぶには、「自分が将来どうなりたいか?」「学んだ後にどうしたいのか?」という目的の明確化が重要です。

先に目的が明確化されていると、勉強のモチベーションが持続しやすくて時間が無駄にならないので後悔もしにくいですよ。

筆者(メディ太)が行った自己投資の例(直近2年)
●スタディサプリ(英語)⇒昇級の基準にTOEICスコアUPが必要だったため。

●グロービス学び放題(ビジネス教養)⇒MRからキャリアチェンジを考えていたため。

●株式投資の学習⇒自身の投資および情報発信のために知識が必要だったため。

●IT、ライティングの学習⇒ブログ運営に知識が必要だったため。

●資産形成の学習⇒自身の資産形成および情報発信のために知識が必要だったため。

●不動産投資の学習⇒不動産投資を年内にスタートするために知識が必要なため。
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

自己投資によって得た知識や経験を組み合わせていくことで「独自性のある強み」へと変化しますよ。

スタディサプリ ENGLISH

グロービス学び放題

【資産を増やす方法②】株式への投資

インデックス投資始め方

株式投資は、資産形成において有効な投資方法の1つです。

株式投資をおすすめするか理由として、主に次の3つが挙げられます。

投資初心者の方に株式投資をおすすめする理由
①長期的に考えると利益が出る可能性が非常に高い

②流動性(換金性)に優れている=売りたいときにいつでも売れる

③少額から始められる(100円でも投資が可能)
読者の方
読者の方
本当に長期だと利益が出る可能性は高いのですか?
株式投資って毎日株価を見たり、大損する人のイメージがありますよ?
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

たしかにそのようなイメージをお持ちの方は多いのですが、株式投資は正しい知識を持って取り組めば「むしろ、損をすることの方が少ない投資」です。

米国株式の代表的な指数として有名な”S&P500“というものをみてみましょう。

S&P500

米国を代表する500社の株価の平均をとった指数。

S&P500の算出が始まったのは1957年3月4日。そのときの値は44.06ポイントでした。

1957年3月から2023年6月までの66年間で長期に右肩上がりの推移です。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

実際のところ、米国株へ投資を行った場合「15年以上保有していたら、1950~2017年間のどこの区間で切り取ってもプラスのリターンになる」というデータもあります。

ウォール街のランダムウォーカー

「50年以上という期間は長すぎて参考にならない」と思った方でも、15年後なら想像できるのではないかと思います。

また、株式投資は100円の少額からスタートして、市場が空いている時間帯であれば「すぐに売却して現金にできる」という特徴もあります。

お金というのは画面上にあっても使えなければ意味がありませんので「使いたいときに使える」というのはお金の大切な価値な一つなのです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

これから株式投資を始める方は、「全世界」or「米国S&P500」の指数に連動するインデックス投資信託をつみたて投資することから初めてみましょう!

【資産を増やす方法③】不動産への投資

ワンルームマンション投資 失敗

不動産投資というとハードルが高そうに感じますが、利益が得られる仕組みは意外とシンプルです。

不動産投資で得られる利益
①不動産を買って、誰かに貸して家賃をもらう=インカムゲイン

②買った不動産が値上がりしたタイミングで誰かに売る=キャピタルゲイン

シンプルに考えると、不動産投資はこの2種類の利益があります。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

①のインカムゲインはかなり安定して得られます。

②のキャピタルゲインは市況に左右されることも多いという特徴があります。

日本の不動産価格はバブル期にピークをつけており、それ以降は安定しています。

最近は、キャピタルゲインを大きく狙うというよりは、家賃をしっかり得てインカムゲインで利益を取っていく戦略で投資をしている方が多くなっています。

ただし、「不動産」と一口に言っても、実は不動産投資の種類は多岐に渡るということをご存じでしょうか?

  • ワンルームマンション
  • 戸建て
  • 一棟アパート
  • 一棟マンション
  • 駐車場

また、一つ一つの物件が大きな金額になるので、ローンを使って挑戦する人が多いのも特徴です。

そのため、以下の流れで不動産投資をしている方が多くなっています。

不動産投資をする時のお金の流れ
①ローンを借りて不動産を購入する

②購入した不動産を誰かに貸して、家賃でローンを返済する

は進んでいくことになります。

ただし、こうした不動産への投資はローンの返済だけでなく他にもコストがかかります

不動産投資で考慮すべきコスト
●管理費

●修繕積立金

●集金代行費

●固定資産税

●火災保険料

●入居者募集の広告費

●空室になった際の修繕費

実際は他にも細かなコストが発生しますので、これらも加味して投資を判断していくことになります。

不動産投資で利益を出すために重要な要素は大きく3つにわけられます。

不動産投資で利益を出すポイント
①割高な物件を避ける

②値下がりしにくい物件を買う

③金利が低いローンを借りる
筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

不動産投資は、購入する時点で中長期の収益シュミレーションを試算することができます。

まずは自身で試算できる知識を持ってから購入を検討していきましょう。

【資産を増やす方法④】副業で個人事業主になる

MR副業

副業は会社員として働く以外にも、自分が得意なことや好きなことを活かして価値を提供して稼ぐことです。

数ある中でも最も得られる期待リターンが高いのが副業です。

なぜなら、副業を成功させることができれば、会社員として働くだけでは得られない収入・経験・満足感などを得ることができるからです。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

私はブログを副業としてスタートしてから3年を迎えます。

2年前からは個人事業主として月収10万円程度ですが、自分でビジネスを考えることで経験や人脈が広がったことは人生に良い影響があったと感じています。

副業で個人事業主になり、事業所得として確定申告で青色申告できる状態まで成長できれば、経費を使ったり会社員とは異なるお金の管理ができるようになります。

金持ち父さん貧乏父さんでは、税金面にも言及しており、会社員以外の事業を持つことで幅が広がるようになるのです。

ちなみに、私が副業を始めたきっかけは「危機感の増大」「収入減少」「リスク分散」の3つです。

  • 危機感の増大:製薬業界では早期退職を実施する企業が続出。
  • 収入減少:リモート増加による外勤時間減少に伴い、日当の金額が減少。
  • リスク分散:収入源の分散化は、働く選択肢の幅を広げ、安定的な生活を可能にする。

この動機は「危機感を覚える→収入減少の体験→リスク分散の必要性を痛感」という連鎖が起こったことで、副業という行動に至りました。

筆者(メディ太)
筆者(メディ太)

数年~10年後に本業が厳しくなった時に慌てないように「とりあえず副業をやってみるか!」という軽い気持ちで始めています。

もし副業にご興味があるなら「とりあえずやってみて、ダメならやめればいい」という気持ちで小さくスタートしてみることをおすすめします。

副業の選び方については以下記事をご参考ください。

まとめ

この記事では、大ベストセラーの金持ち父さん貧乏父さんから大事な考え方を解説しました。

この記事のポイント

●お金持ちな人と貧乏な人の違いは「お金に対する考え方や行動にある」

●お金持ちな人は資産と負債の違いを理解し、資産を増やすことに注力する。

●貧乏な人は資産と負債の違いを理解せず、負債を増やしてしまう。

●資産を増やす方法として「自己投資」「株式投資」「不動産投資」「副業」がおすすめ。

私たちも会社員として働きながら「投資家」として活動することは可能です。

「金持ち父さん」の考え方や行動パターンを意識しながら資産形成につとめてみてはいかがでしょうか。


最後までご覧いただきありがとうございました。

資産形成に役立つ記事は以下をご覧ください。

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