株式投資

【投資 入金力】インデックス投資シュミレーション解説!FIRE達成の目安

投資の勉強をしていると、「資産形成は入金力が大事」という言葉を耳にする機会があります。

入金力(投入資金)の大きい人が有利であることはイメージしやすいと思いますが、少しモヤモヤしませんか?

読者の方
読者の方
入金力ってそんなに差が出るの?
読者の方
読者の方
少しリスクをとって投資のリターンが高そうな商品を選んだらいんじゃないの?

こんな疑問をお持ちの方向けに、リスクと入金力が資産形成に与える影響を「試算した数値」でご紹介したいと思います。

●株式投資の期待リターン試算は現実的に3~5%が妥当

●長期的な資産形成では、入金力のパワーが大きい

●入金力は自分の努力次第で上乗せ可能

●入金力UPには「①家計見直し」「②収入UP」が大事

FIREを達成するために必要な入金力シュミレーション

最近はFIREムーブメントが日本でも話題になっています。

FIRE(ファイア)とは、経済的自由を達成した上で、早期リタイアをするということです。

Financial Independence and Retire Earlyの頭文字をとって「FIRE」と言われています。

定義は以下の通りです。

FIRE達成の目安

純資産=年間経費×25(年)

純資産が年間経費(支出額)の25倍あればクリアとなりますので、年間600万円の支出がある方は1億5000万円の純資産があれば経済的自由クリアという試算です。

そこで、FIREの試算として1億5000万円を投資で用意するシュミレーションをしてみました。

リターンを5%で設定すると30年であれば何とか実現できるかもしれませんが、短期間で実現するなら投機的な手法で稼ぐ必要がありそうですね。

読者の方
読者の方
FIREは無理でしょ!?

こう思われたかもしれません。

しかし、以下の2つはともに経済的自由の基準をクリアしていると考えると、考え方が少しは変わりませんか?

経済的自由の基準をクリアした2人のケース

●Aさん:年間支出120万円、純資産3,000万円

●Bさん:年間支出1,200万円、純資産3億円

私がここでお伝えしたいことは、「純資産の大きさだけが重要ではない」ということです。

経済的自由を達成するためには貯蓄率(年間貯蓄額÷手取り年収)が重要です。

FIREを達成するための考え方
①年間経費(支出)を減らす(家計見直し、生活水準を過度に上げない)

②純資産を増やす(本業や副業による収入増)

①+②の積み重ねが、経済的自由達成の成否を分けることになります。

さらに、投資などによる運用で資産形成スピードを加速できれば、達成はより現実的になります。

FIREを考える時には純資産を増やすことに意識を向けがちですが、支出を削減する努力も非常に重要となります。

それでもFIREのハードルが高く感じる人は少なくないと思います。

そんな時は、次項でご紹介するサイドFIREを検討してみてはいかがでしょうか?

サイドFIREを達成するために必要な入金力シュミレーション

みなさんはサイドFIREという考え方をご存知でしょうか?

サイドFIREは「生活費の半分を資産から賄い、不足する生活費分を好きな仕事で稼ぐ」という考え方です。

FIREとサイドFIREの違い

FIRE⇒年間の支出を全て保有資産から賄える状態

サイドFIRE⇒年間支出の約半分を保有資産から賄い、不足分を好きな仕事で稼ぐ状態

サイドFIREの方が実現できそうな気がするのではないでしょうか?

実際に、先ほどのFIREシュミレーションの半分である7,500万円でイメージしてみましょう。

毎月の積立額は大きいですが、FIREよりは少し現実的な数値になってきます。

このように、FIREありきで考えずにサイドFIREという選択肢を意識してもよいでしょう。

株式投資における入金力とリスクの考え方

入金力とリスクを考える時は、「雪玉を転がす姿」をイメージしてみると良いと思います。

入金力は「雪の量」でリスクは「雪玉を転がす速度」です。

例えば、早く資産を拡大したい(雪玉を大きくしたい)のであれば、入金力を増やしてリスクをとった運用が必要になります。

短期間で経済的自由を達成したい方はこのイメージが合致しますね。

では、入金力とリスクについてそれぞれ図を用いて解説します。

株式投資における入金力の考え方

投資の入金力

入金力は「雪の量」を想像してみてください。

雪が少ない地面よりも雪の多い地面の方が、雪玉を転がして大きくしやすいと思います。

投資も同様に、入金力(雪の量)が多いほど運用に回る資金が増えることで複利の力が大きくなるので資産増加に有利です。

株式投資におけるリスクの考え方

リスク

投資ではリスクを「リターンの振れ幅の大きさ」という意味で考えます。

雪玉を転がすイメージで例えると、転がしていく「速度」を想像してみてください。

ゆっくり歩いて転がせば「雪玉が大きくなるのに時間はかかるが、堅実に作れる」、急いで走って転がせば「雪玉が大きくなる時間は早いが、ミスして崩れる可能性もある」というイメージです。

ちなみに、一般的にはリスクとリターンは比例していると考えられています。

ローリスクハイリターンのオイシイ話はほぼ存在しないと考えておく方が良いでしょう。

リスクリターン

では、次の項目で入金力(雪の量)とリスク(速さ)を調整した試算結果についてご紹介します。

【インデックス投資シュミレーション①】同じ入金力でリスクを上げる場合

入金力は「同じ」で、リスクを「3つのパターン」に分けた場合をシュミレーションします。

毎月5万円の積立金額で、投資リスク(リターン)を3%・5%・7%のパターンで試算してみました。

※インデックス投資で株式を15~20年運用した場合の期待リターン3~7%を想定しています。

インデックスシュミレーション

シュミレーション結果

●5万円×20年×3%=1,642万円(運用収益442万円)

●5万円×20年×5%=2,055万円(運用収益855万円)

●5万円×20年×7%=2,605万円(運用収益1,405万円)

5万円を3~7%で20年運用した場合、1,642万円~2,605万円の範囲に収まるシュミレーションでした。

ただし、7%はかなりリスクをとった「攻めの運用」になりますので、現実的には3~5%のリターンで1,642万円~2,055万円が現実的な試算だと思います。

【インデックス投資シュミレーション②】同じリスクで入金力を上げる場合

入金力は3つのパターンで、リスクを同じにした場合をシュミレーションします。

同じ投資リスク(リターン)の商品に対して、毎月積立金額を5万・8万・10万のパターンで試算してみました。

※インデックス投資で入金力を増やしたい方向けのシュミレーションを想定しています。

インデックスシュミレーション

シュミレーション結果

5万円×20年×3%=1,642万円(運用収益442万円)

8万円×20年×3%=2,626万円(運用収益706万円)

10万円×20年×3%=3,283万円(運用収益883万円)

入金力が毎月5~10万で20年間3%のリターンで運用した場合、1,642万円~3,283万円の範囲に収まるシュミレーションでした。

3%のリターンは株式投資では高いハードルという訳でもなく、初心者の方でもインデックスファンドへの投資で達成できる可能性があります。

入金力は支出管理の努力次第で捻出できますので、コツコツ家計見直しを行うことが大事ですね。

「入金力を上げる」「リスクをとる」のどちらがおすすめ?

私は「入金力を上げる」ことが大切だと感じています。

なぜなら、「入金力」は自分でコントロール可能ですが、「投資リスク(リターン)」は自分でコントロール不可能な部分があるからです。

チェックポイント

●入金力UPによる資産拡大⇒自分でコントロールできる余地が多い

●投資リスク(リターン)UPによる資産拡大⇒自分でコントロールできる余地が少ない

目標金額2,600万円を達成するためには、どちらが実現可能性の高い投資でしょうか?

A) 8万円×20年×3%=2,626万円(運用収益706万円)

B) 5万円×20年×7%=2,605万円(運用収益1,405万円)

「入金力」を増やすためには家計支出見直しなど自分の努力次第で実現できます。

特に会社員であれば、収入はある程度安定していますので、入金力を安定的に確保しやすいと思います。

逆に「投資リスク(リターン)」は、未来のリターンや市場動向が誰にも分からないため、自分にコントロールできる余地が少ないのです。

自分で投資先の分散や銘柄選定を工夫すれば、多少はリスク/リターンを調整することができます。

前述のリターン7%シュミレーション結果は非常に魅力的でしたが、過去の好調な米国株インデックス並みのリターンを期待することになるので少々厳しい局面かもしれません。

現実的には3~5%のリターンを見積もっておく方が将来試算にはちょうどよいと思います。

インデックスシュミレーション

投資の入金力を増やす方法

最後に、投資の「入金力」を増やすコツをご紹介します。

入金力を上げるためにできることは「①家計見直し」「②収入UP」になります。

家計見直しで入金力を上げる

まずは金額の大きな「固定費」から見直していきましょう。

保険料・通信費・年会費などは見直しをすることでかなりまとまった入金力へと変えることができます!

1つ1つの項目は月1,000円程度の削減効果がなく手間に感じる項目でも、積み重ねが大切ですよ。

私も実践した結果、月間の家計は下図のように貯蓄&投資比率が「9%⇒29%」へ劇的に向上しました。

家計簿

見直しを行った項目は下記の通りです。

BeforeAfter
家計簿なし作成
生命保険ドル建て終身保険①
ドル建て終身保険②
掛け捨て収入保障保険
掛け捨て団体保険
掛け捨て収入保障保険
掛け捨て定期保険
掛け捨て団体保険
自動車保険ネット保険ネット保険
(一括見積サイトで比較)
火災保険入居時に不動産業者から
紹介された保険
ネット保険
医療保険未加入未加入
学資保険未加入未加入
携帯代ソフトバンク楽天モバイル
電気代大手電力会社自宅①オール電化プラン継続
自宅②電力会社乗り換え
(一括見積サイトで比較)
クレジットカードJALゴールド
楽天ゴールド
JAL CLUB-A
楽天普通
NHK2ヶ月払い12ヶ月払い
チャレンジ
こどもちゃれんじ
毎月払い年払い
アプリ会費毎月払い退会 or 年払い
楽天経済圏あまり利用せずフル活用
ふるさと納税利用済利用済(寄附先を厳選)

固定費見直しで取り組みやすい項目の解説記事はこちらをご覧ください。

収入を増やして入金力を上げる

収入UPの例としては「昇給」「条件の良い転職」「副業」があります。

前述した家計見直しよりもすぐに実現できるものではありませんが、「自分の市場価値を高める」ということを日頃から意識していれば、実現できる可能性がUPします。

条件の良い転職は事前準備が大事になりますので、動き出す前の段階から情報は入手しておくべきだと思います。

転職準備に関して気になる方は、こちらをご覧ください。

まとめ

今回は、入金力を増やす大切さに関して、シュミレーション表を確認しながらご紹介しました。

●株式投資の期待リターンは現実的に3~5%の試算が妥当

●長期的な資産形成では、入金力のパワーが大きい

●入金力は自分の努力次第で上乗せ可能

●入金力UPには「①家計見直し」「②収入UP」が大事

株式相場が好調な時は、リスクの高い投資でも大丈夫と強気になりがちです。

しかし、どんな環境下でも淡々と継続できるという意味では、入金力を増やしつつ、自分にとって心地よいリスクの範囲内で投資を行うことが大切だと私は思います。

回りに惑わされずに、自分の目標に対して進んでいきましょう!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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